10 FRYING PAN JIU
藤田金属株式会社(大阪府)
本格調理をスタイリッシュに演出
着脱式の持ち手が使い方を広げる
藤田金属の「10 FRYING PAN JIU」は、持ち手が着脱式になったスタイリッシュな鉄製フライパンです。素材を焼く「じゅ∼」という音と、持ち手とフライパンを並べると「10」の形になることがユニークな商品名の由来。外径部分に「ふち」をもたせて皿のような形状にし、材質には深みのある黒皮鋼板を使用するなど、料理の彩りを引き立て、フライパンから直接食べても違和感のないデザインに仕上げられています。
開発した藤田金属は、大阪府八尾市にある金属製家庭用品の老舗メーカーです。製品開発を担当する藤田社長を中心に、オーダーメイドへの対応や有名シェフとのコラボなど、オリジナルの鉄フライパンを数多く製造してきました。市場ではフッ素コーティングで表面を加工したアルミ製フライパンが主流ですが、表面のコーティング材がはがれて口に入ることを心配する親世代や、鉄ならではの火力で調理をしたい本格派ユーザーを中心に、より安心して長く使える鉄フライパンの需要は年々高まっています。
藤田金属でも生産数が毎年2倍以上増加。更なる展開を目指す中で開発された「10 FRYING PAN JIU」は、プロダクトデザイナーとのコラボレーションで生まれました。メーカーとしての固定観念に縛られない新たなアイデアが多数生まれ、1年半の時間をかけてブラッシュアップ。特にワンタッチ着脱式の持ち手にこだわり、膨大な試作を繰り返して完成させました。今後は、「10」という数字に合わせて10種類のオプションも計画するなど、更なるシリーズ展開を続けていきます。

ユーザーに優しい独自製法で
手入れも持ち手の着脱も楽々
オリーブオイルをなじませて高温のバーナーで焼く「ハードテンパー加工」は藤田金属のオリジナル製法。従来は家庭で行う面倒な鉄フライパンの「油ならし」をあらかじめ行い、購入後すぐに使える状態にして出荷しています。持ち手の設計にもこだわり、持ち手の上部を前後にスライドさせるだけで片手で簡単に着脱できる嵌合方法を独自に開発し、特許取得済。

「焼く」「食べる」の一枚二役。
時短効果も魅力です。
コンロで調理して、持ち手を外せばお皿に。できたての熱を逃さず、盛り付けや洗い物の手間も減らせます。熱伝導に優れた鉄製なので、ハンバーグや野菜炒めなど「焼く」「炒める」料理にぴったり。使うほどに深みを増す鉄製ならではの経年変化も楽しめます。使用後は空焼きするか水気をふき取ることで錆びを防ぎ、より長く使えます。

藤田社長と父である会長、二人の弟を中心に、金属製家庭用品を製造する藤田金属。家族経営の良さをいかしながら、他社をリードするフライパンづくりの技術を磨いています。
藤田金属株式会社
〒581-0035
大阪府八尾市西弓削3丁目8番地
Tel.072-949-3221
http://www.fujita-kinzoku.jp/

FRYING PAN JIU
本体重量: | Mサイズ約980g、Sサイズ約760g(持ち手含む) |
サイズ: | Mサイズ約255mm×42mm×145mm(外径×高さ×底径) Sサイズ約215mm×36mm×120mm(外径×高さ×底径) |