光にはんなり輝く截金でビジネスシーンを雅やかに 光にはんなり輝く截金でビジネスシーンを雅やかに

截金 きりかね 名刺入れ 大塚華仙(京都市)

極薄の金箔で描く四季の移ろい
京都の女流作家が手掛ける截金雑貨

1万分の1mmという極薄の金箔を細かく裁断し、1本1本貼り付けて文様をつくっていく。飛鳥時代の日本に伝わったとされる截金は、仏像の装飾のために発展してきた技術で、京都市が指定する伝統産業74品目の一つです。この技法を使って作られているのが、京都を拠点に活動する截金作家、大塚華仙さんの名刺入れ。桜や紅葉、ほたるなど、四季の移ろいが生み出す自然のモチーフが、大塚さんならではの繊細で愛らしいタッチで表現されており、截金の魅力を身近に感じられる品として、人気を集めています。

小学生時代に仏像づくりの教室に通い、仏教美術の奥深さに目覚めた大塚さん。学校卒業後は仏像工房に入り、仏像の彩色を担当するうちに截金に出会いました。当時、截金の技術をもつ人は珍しく、口伝えでやり方を聞いては、一つひとつ試行錯誤を重ねながら技術を習得。25歳で截金作家として独立すると、茶道具の棗(なつめ)をはじめ、截金を使った作品づくりを本格的にスタートし、淡交ビエンナーレ茶道美術公募展や、日本伝統工芸近畿展などに入選を果たす他、ドイツで作品展示と実演を行うなど、国内外で高い評価を集めています。

仏像装飾として発展したことから、人体の複雑な曲線に合わせて、下絵なしで金箔を貼り付けていく独特の技法が発展してきた截金。時に「魔法のよう」と評される大胆で繊細な技術が生み出す特別な名刺入れは、金箔の色褪せない輝きとともに「一生もの」として、永く手元に残しておきたい魅力にあふれています。

繊細で大胆。日常に届ける截金の技

繊細で大胆。
日常に届ける截金の技

時には髪の毛よりも細く裁断することもあるという細い金箔を、にかわとふのりを使って貼りつけていく作業。下絵をせず、直接貼り付けていくため、高い集中力と精緻な技が要求されます。ケースは釘を使わず板を組み合わせて作る京都伝統の「指物」。名刺入れは手に触れることの多いため、金箔がとれにくいコーティングが施されています。

ビジネスシーンに華やぎをもたらす31種類のデザイン。

ビジネスシーンに華やぎを
もたらす31種類のデザイン。

薄手の名刺が10枚ほど入る厚み。木目が美しい木材を使用しており、使ううちに経年変化も楽しめます。金箔の文様は光の当たり方で表情が変わるため、名刺入れとして使えば商談の席が華やぎます。文様は全31種類。

大塚華仙

京瓦と截金のコラボレーション

京都・山科の閑静な住宅街にあるアトリエで創作活動に打ちこむ大塚さん。京都で活躍する若手からベテランまでの職人でネットワークを築き、共同で展示会も行っています。

大塚華仙

〒607-8492
京都府京都市山科区日ノ岡夷谷町17番地の19
Tel.075-761-4021
https://www.facebook.com/people/大塚華仙/100018020144341
Mail.kasen.kirikane@gmail.com
Instagram.@kasen_otsuka
Twitter.@kasen_kirikane

截金 名刺入れー大塚華仙(京都市)

截金 名刺入れ
新生活フェア 父の日 母の日 敬老の日 クリスマスフェア

サイズ:約100mm×60mm×7mm(幅×奥行×高さ)

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