ニーズは少数でもいい欲しい人には響くからニーズは少数でもいい欲しい人には響くから

Frien’Zoo Stool
(フレンズースツール)
セメントプロデュースデザイン(大阪市)

大阪市西区の有限会社セメントプロデュースデザインの事務所には、1頭の象が住んでいます。
同社のロングセラー商品Frien’Zoo Stoolは、会社を興して間もない頃の立ち上げメンバーによって生み出されました。初めは子ども用の椅子として贈呈用に発注する人が多かったそうですが、最近では商業施設に設置されるほか、玄関先に置くスツールとして大人にも人気。

同社にとって初めての家具製作でした。代表の金谷勉さんは語ります。「作り手の現場や背景を知らないとデザインのお願いは難しいのだと知りました。それは、ビジネスの勝負の仕方を考えるうえで大事なことでした」。

複雑な形状のスツールを制作するには、メーカーの通常工程や既存の経験値だけでは不十分でした。駆け出しだった金谷さんは、アイデアを理想の形にするため、どうすればいいのか戦略を練りました。「求める技術力は、こちらが引き出すべきだったのです」。制作依頼を家具業界に限定せず、多角的にアプローチ。共同制作のカナタ製作所とともに全く新しいスツールを完成させます。金谷さんのアイデアは、ビジネスに昇華されました。

「良い技術を持っていても表現しきれない町工場はたくさんある、活かし方を見つけていくことで町工場のビジネスの景色を変えていく、それが僕の次なるミッションでしょうね」。

有限会社セメントプロデュース
デザイン

〒550-0003
大阪府大阪市西区京町堀1-15-23 CEMENT3F
Tel.06-6459-0368
http://www.cementdesign.com

凝ったデザインゆえパターン作成も複雑

凝ったデザインゆえ
パターン作成も複雑

スツールは幼稚なデザインではなく、スタイリッシュさやファッション性の高さにもこだわりました。動物の顔部分は、椅子の製造業者ではなくぬいぐるみ業者に依頼したことさえありました。デザインを正確に形にするため、寸法を緻密に計算し製図に起こしています。

怪我をしないように快適に座れるように

怪我をしないように
快適に座れるように

スツールといえども、通常のソファ同様、中には数種類のウレタンを重ねて使用。布張りの裏側もしっかりとホチキスが留められています。座り心地、安全性の面でも通常のソファに引けを取らず、大人から子どもまで実用的に活用できます。

Frien’Zoo Stool(フレンズースツール) - セメントプロデュースデザイン(大阪市)

「背中に乗ってみたい動物に
お家で会える」
が誕生時のコンセプト

スツールは子供がまたがってちょうどいいサイズ。
写真の「elephant(象)」のほか、首にしがみつける「horse(ウマ)」、背中に2コブのある「camel(ラクダ)」、新しく仲間入りしたやや小ぶりな「sheep(ヒツジ)」あり。
写真のストレッチコットン生地のほか、レザー生地もあります。購入はインテリアショップやオンラインショップで。注文から約2週間で納品。

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