使っとおうちに手に馴染んで、ええ感じになります 使っとおうちに手に馴染んで、ええ感じになります

紐財布 株式会社喜市(神戸市)

素材の革からデザインまで
地域愛にあふれたヌメ革財布

外側から結んだ「紐」がインパクトのある喜市の財布。開くと箱型になっていて小銭の出し入れがしやすく、お札やカードも十分入ります。さらにパスポートや通帳まで入れられる、機能性抜群の財布に仕上がりました。

「小銭の量に応じてサイズが調整できる財布を作りたかったんですが、ホックだと限界がある。和のテイストを採り入れたいと考えた時、紐で調節できるデザインに落ち着きました」と、オーナーの片山喜市郎さん。

肌触りが良くやわらかいヌメ革の素材は、使い込むほどに味わい深いものに。色はキャメル、グリーン、ブルーの3色を展開。財布と同じ「紐」のデザインで、ほかにもペンケース、キーケースとシリーズ展開しています。デザインはすべて片山さんによるもの。碇のブランドマークは港町神戸を表現しています。

片山さんは大正6年創業の老舗靴店に生まれ、幼い頃から本革を扱う父の姿を見てきました。異業種のバイヤー、革の職人の仕事を経験した後、平成22年に独立。生まれ育った地元の産業と関わりたいとの思いから、「兵庫県の革を使った革小物」をコンセプトに、kiichi をオープンしました。

革はたつの市、姫路市の複数の工房から仕入れていますが、それぞれ「軽く、柔らかい衣料革が得意」「水に強い防水の革が作れる」など、特長もさまざま。素材感から生産の過程、完成までものづくりにこだわり、切磋琢磨し合う仲間です。オリジナリティあふれる感性で商品を生み出す片山さんと、情熱を共にする人々のこだわりが光るアイテムです。

一番難しいと感じるのは裁断の工程。製品の表情を決めるのはプロのセンス。

一番難しいと感じるのは裁断の工程。製品の表情を決めるのはプロのセンス。

繊維の方向を考え、傷や色ムラをよけながら裁断したり、切り方ひとつで革の表情が変化。同じカラーでも、元の革の色みは少しずつ異なるので、裁断によってどんな作品になるかは、革職人さんの腕にかかっています。裁断のセンスと技術が製品に息吹を与えています。

永く愛着をもって使える財布だからこそ本革の魅力を伝えていく

永く愛着をもって使える財布だからこそ本革の魅力を伝えていく

「財布は常に持つものなので、気に入ってもらえないと使い続けてもらえません。若い方が持ってもおしゃれだし、年齢層が高い方が持っても上質感がある財布を作りました。年齢問わず、革が好きな人に使ってもらいたいです。世界ではすでにキャッシュレス化が進んでいますが、日本は小銭文化でまだまだ大切に使ってもらえると思います。」

株式会社喜市

直観力で即行動する片山さんの、周りの巻き込み力は目を見張るほど。常に前を向いて進んでいくリーダーの資質は抜群!その傍らで、片山さんを支えるスタッフの志水さん。

株式会社喜市

〒650-0022
兵庫県神戸市中央区元町通6-7-3(元町商店街内)
Tel.078-381-6786
https://studiokiichi.com

革紐財布- 株式会社喜市(神戸市)

紐財布
ごほうび 父の日 新生活フェア

品番:WP-18
サイズ:174mm×105mm×25mm(幅×高さ×奥行)
素材:牛革

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