ランチョンマット
株式会社サカモト(鳥取県)
柾目の美しい智頭杉のランチョンマット
カラフルな色合いはドイツ製自然塗料
智頭杉の製材所として、60年以上の歴史を持つサカモト。四代目の坂本晴信さんは、天然杉のある暮らしを提案するネットショップ「SUGI LIFE」を開設したり、異業種と積極的にコラボするなど、積極的に新しい取り組みを行っています。
「ランチョンマットは、三代目社長であった母が商品化したのですが、ブラインドの端材を一つひとつ接着して手作りしていました。平成27年に機械を導入して、量産化できるようになり、ネットショップでも広く販売できるようになりました」という晴信さん。何百年という歴史の中で大切に育てられてきた智頭杉を100%活用していきたい、という願いから、雑貨を製造するようになったのだとか。
「智頭の杉は、節のない美しい木目を作るために、まだ若い細い木のうちに枝を落とします。丹精込めて作られる杉は、整った柾目で反りや曲がりがなく、雑貨としても適しています」。
カラフルな色合いで、洋食のテーブルコーディネートにもぴったりのランチョンマットには、ドイツ製の自然塗料が使われています。建材塗料として元々取り扱っていたものが、子どものおもちゃにも使われている安心安全な塗料だったため、ランチョンマットに使用したのだそう。
「杉も塗料も建材として使えるものなので、耐久性があります。15年使ってくださっている店舗がありますが、今もきれいな色合いです」とうれしそうに語ってくれました。
たくさんの木材の木目を見ながら
最適なカットを施し製品化
坂本社長が材木市場で目利きして直接仕入れた木材を、それぞれの個性に合わせてカット。建材やブラインド、照明器具などのインテリア製品やランチョンマット、コースター、弁当箱などのキッチン雑貨、ボールペンなどの文具など様々な製品に加工。杉と暮らす素晴らしさを現代のライフスタイルに活かす『Be SUGI Project』に取り組む。
テーブルシーンを豊かに彩る
智頭杉の温もりと美しさ
テーブルコーディネートの主役にもなれるカラフルな智頭杉のランチョンマット。主張しすぎない天然木ならではの温もりが食卓を明るく彩ってくれます。お手入れは、かたく絞ったふきんでさっと拭くだけ。同色のコースターもあるので、お揃いでコーディネートを楽しめます。
20代から60代まですべての年代が揃うサカモト。どんな年代の人も快適に働ける環境づくりをすることで、変わりゆく産業構造に対応しながらも、伝統ある智頭杉を守り続けていく。
株式会社サカモト
〒689-1431
鳥取県八頭郡智頭町山根520-1
Tel.0858-75-0758
http://woodymind.com
ランチョンマット
サイズ:大 297mm×420mm(A3サイズ)
小 210mm×297mm(A4サイズ)
※他にコースター、曲げわっぱなどのキッチン雑貨あり。