香りの匠「香司」の贈物-国生みの島からお届けしましょ 香りの匠「香司」の贈物-国生みの島からお届けしましょ

あわじ島の香司こうし 日本の香り 兵庫県線香協同組合(兵庫県)

江戸時代から続く線香の町で
つくられる豊かで繊細な香り

日本における線香の生産量日本一を占める淡路島。江戸時代に江井浦で小間物商を営んでいた田中辰蔵が江戸時代に泉州堺から職人と技術を持ち帰り、線香の生産を始めた地として知られています。

約170年の線香づくりの歴史の中、大正時代には組合が生まれ、地元のメーカーは寺院向けや量販店向けなど、それぞれの得意分野を活かしながらうまく住み分けをして発展してきました。時代に応じて変化しながら発展してきた淡路島の線香産業。グローバル化が進む近年では、海外向け商品の開発や海外での展示会の出展も果たしてきました。

今回の「日本の香り」シリーズは、14人の香司がそれぞれの感性で海外の方にも親しみやすい香りや、「日本」の美しさを香りで表現したもの。「白檀(びゃくだん)」や「桜」といった日本人になじみの深い香りから、「珈琲」「ラベンダー」といった西洋風の香りまで14種類が揃っています。

「ヨーロッパの方々のように、アロマ感覚でお香を楽しんだり、墓前や仏壇にお供えする線香も、もっと自由な発想で香りを楽しんでほしい」と語ってくれたのは香司の宮脇繁昭さん。本シリーズでは、ヨーロッパや日本、世界各国で神聖な花とされている「睡蓮(すいれん)」の香りを調香しました。

「あわじ島の香司は海外ではジャパンブランドとしてある程度定着してきましたが、国内ではまだ弱いので、広く知ってもらえるようPRしていきたい」と語る宮脇さん。工房は、日本人の記憶に刻み込まれてきた品良い線香の香りに包まれていました。

手作業が残る淡路島の工場盆切にも帯巻にも熟練の技

手作業が残る淡路島の工場
盆切にも帯巻にも熟練の技

淡路島には、原料を調合し、練って円筒状の玉にする工場、玉を線状に押し出して盆切し、乾燥させて仕上げる工場と工程ごとに専門の工場が分かれています。オートメーション化する工場も多い中、淡路島では全て手作業で線香をつくる工場も大切に守り継がれています。

玄関やリビング、寝室などリラックスシーンに香りをプラス

玄関やリビング、寝室など
リラックスシーンに香りをプラス

古くから日本人は、清潔に掃除が行き届いた空間に香りを焚くことで、神聖な気を毎日の暮らしの空間に取り込んできました。現代の暮らしにも取り入れやすい香りで、伝統文化であるお香を楽しめば、懐かしいような新しいような不思議な感覚に包まれるはず。仏事だけでなく、普段の暮らしに取り入れれば、毎日の生活が豊かになりそうです。

兵庫県線香協同組合

淡路島西岸にたたずむ枯木神社。日本書紀に香木伝承が記される淡路島では、時を経て今なお、お線香づくりで繋がる島びとの暮らしと薫り漂うまちの風景が残っています。

兵庫県線香協同組合

〒656-1511
兵庫県淡路市郡家621
Tel.0799-85-1212
http://awaji-kohshi.com

あわじ島の香司 日本の香り - 兵庫県線香協同組合(兵庫県)

あわじ島の香司 日本の香り
日本フェア お土産 ごほうび

種類:あかしあ/旬ユズ/抹茶/珈琲/睡蓮/新風白檀/白檀/
    金木犀/森林/墨書/ラベンダー/和風ムスク/香木/桜
サイズ:40mm×150mm×30mm(幅×高さ×奥行)
素材: タブ粉、香料

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