未来を担う赤ちゃんに純国産綿のプレゼント未来を担う赤ちゃんに純国産綿のプレゼント

「伯州綿」のおくるみ、
マント
境港市農業公社(鳥取県)

日本は、綿のほぼすべてを外国からの輸入品に頼っています。最近では、綿花の国内自給率回復のため、各地で栽培を試みる動きもあります。しかしそこで栽培されている多くは、汎用性が高く大量生産できる洋綿です。

鳥取県境港市では、江戸前期から日本種の綿を栽培していました。弓浜絣などすぐれた織物産業も生み出してきましたが、次第に安価な輸入綿にその立場は奪われ、産業は下火に。しかし、綿栽培が忘れ去られそうな危機に瀕していた平成21年、境港市の取り組みとして和綿再生プロジェクトが始まります。市、農業公社と市民サポーターによって、耕作放棄されていた土地に和綿が蘇った瞬間です。

農薬や化学肥料に依存しない栽培、それが約300年前から続く「伯州綿」の正当な栽培方法です。
市産業部商工農政課・大道幸(こう)佑(すけ)さんは言います。「洋綿は毛足の長さなどの優位性もありますが、和綿には和綿の良さがあります。作物の育ちにくいこの土地で、綿栽培は人々の生活を長く支えてきました。そんな綿だから、残っていて欲しい。昔ながらの農法は、長いスパンを見越した環境問題への取り組みでもあるのです」。

現在、境港市の新生児には、伯州綿100%のあくるみが贈呈されています。土地に芽吹いた小さな命を市民一丸となって大切に育てています。

一般財団法人 境港市農業公社

〒684-0033
鳥取県境港市上道町3000番地
Tel.0859-47-1053
http://hakusyumen.blog.fc2.com/

おくるみが繋いでいく後世まで残すべき思い

おくるみが繋いでいく
後世まで残すべき思い

栽培には、市職員のほか有志の一般市民がサポーターとして参加しています。また、市からおくるみを受け取った親子は、次に受け取る子どものために種まき・収穫の手伝いをするシステムに。伯州綿は、大人から子どもへと引き継がれていくのです。

初めて綿栽培に挑み実を結ばせたサポーター

初めて綿栽培に挑み
実を結ばせたサポーター

近年まで、かつての和綿栽培は境港市でもほとんど行われていませんでした。再生計画が決まった後、サポーターは栽培法を猛勉強。日々、成長過程を見守りながら世話をしたそうです。やがて実を結び、ついにコットンボールが弾けたとき。サポーターは歓喜しました。

「伯州綿」のおくるみ、マント - 境港市農業公社(鳥取県)

不要な装飾や改善天然の白さ、強さにすぐれた
伯州綿の手触り、心地良さ

左=試作品として作られた伯州綿100%の帽子とソックス。おくるみには、青海波など古来からおめでたい模様を編み上げました。ショール、ブランケットとして大人も使えます。おくるみ、奥のマントは、産地直営ショップなどで購入可。
右=淡いピンク色に染まった帆布のバッグは、伯州綿の茎を染料として作られた糸を使用。

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