手にした人が、木をはぐくんだ森を思い描けるような器を手にした人が、木をはぐくんだ森を思い描けるような器を

森の器 TRUNK DESIGN(神戸市)

兵庫の森から生まれたちょっと贅沢な使い心地。

兵庫県丹波の里で製材所を営みながら、兵庫県産木材の流通活性化と、森林の整備・育成に取り組む有限会社ウッズ。彼らが神戸市のデザイン事務所トランクデザインと出会ったのは、今から約2年前のことでした。

「森林整備ででる伐採木を有効活用しつつ、森をめぐるものごとの循環をサポートできるようなプロダクトができないか?」。その思いを出発点に、約1年半の歳月をかけて誕生したのが「森の器」。輸入材に押され、同業の製材所が閉鎖するところも多いという丹波。廃業した仲間から譲り受けた旋盤などの工具機械が、まるで思いのバトンをつなぐように、この器づくりの助けとなりました。

「使用材は兵庫県内のひのきやケヤキなど。スケッチとサンプル試作を繰り返し、ふちをスッと薄く仕上げる点にこだわりました。学校給食用食器にも使われている安全な仕上げ剤(木固めエース)で、木質を強化・保護しているので、割れにくくメンテナンスも容易。シンプルで端正なたたずまいは、ふだんの食卓にちょっと贅沢な使い心地をもたらしてます。底には、材料の木が伐採された日付と、伐採場所を示す東経・北緯のレーザー刻印が。

「2年前、初めて自分で丹波の山に入った時に、この風景や空気をたくさんの人に味わってもらいたい、と思ったんですよね。使う人が森を想像できて、いつかその森を訪ねてみたいと思ってもらえたらうれしい」と語るのは、トランクデザインのアートディレクター堀内康広さん。森の育成のために出る間伐材という資源を、毎日の暮らしに取り入れやすい器として活用することで、丹波に新たな仕事や、森を守るためのお金を生み出していく。「森の器」は、そんな循環を考えた取り組みです。

TRUNK DESIGN

〒655-0029
兵庫県神戸市垂水区天ノ下町11-10
Tel.078-708-0661
http://www.morinoutsuwa.com

良質の木材を生み出す、丹波の里の豊かな自然から

良質の木材を生み出す、
丹波の里の豊かな自然から

夏と冬、昼と夜、1年を通じて寒暖の温度差が大きい丹波の自然環境は、元来、良質の木材を生み出すのに適しています。森を健やかに守り続けるためには、人の手による整備が不可欠。土に太陽の光が届くよう、樹木を間引く作業で生まれた伐採木が、「森の器」の材料となります。

熟練の職人がひとつひとつ丁寧に仕上げ

熟練の職人が
ひとつひとつ丁寧に仕上げ

こだわりのポイントである、薄く仕上げたふちは、日常使用でも割れない耐久性のあるギリギリの厚みに調整する必要があります。旋盤でひとつひとつ削る作業は、少数の熟練の職人の手で行われ、大量生産はできません。木目もひとつひとつ表情が違い、それぞれに物語を感じさせます。

木の伐採された日付と東経・北緯が分かる刻印つき

木の伐採された日付と
東経・北緯が分かる刻印つき

「木固めエース」による仕上げは、ウレタン塗装のような表面コーティングとは異なり、内部に浸透して木質を強化・保護。木肌の風合いはそのままに、安心してカレーを盛ったり中性洗剤で洗ったりできます。「木が育った森を想像してほしい」との思いから、レーザー刻印をほどこして。

森の器 - TRUNK DESIGN(神戸市)

カップからボウル、プレートまで
サイズも豊富にそろって、
あなたの食卓と森をつなぐ。

商品左から、「プレート」、「カップ」、「ワン」、「ボウル」。
シンプルで使いやすい飽きのこないかたちだから、和洋を問わず、ふだんの食卓で活躍します。今後は、ワイングラスやカトラリーなどのアイテムも増やしていく予定。

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