【お知らせ】令和5年12月1日 関西広域連合設立13周年を迎えて

 

関西広域連合設立13周年を迎えて

 

 

  本日、関西広域連合は、設立13周年を迎えました。
  この間、関西広域連合は、広域行政を担う責任主体として、ドクターヘリによる広域救急医療体制の充実や、新型コロナウイルス感染症対応などで、着実に成果を上げてきました。一方、国の事務・権限の移譲については、大きな成果が得られていないなど、分権型社会の実現は、いまだ道半ばにあります。
  こうした13年間の成果と課題を改めて確認し、府県市民の安全・安心を第一に、次の3つの関西を目指し、これからも全力で取り組みたいと、意を新たにしています。

 

  1つ目は、「担う関西」になることです。本年3月27日には文化庁が京都に移転しました。明治以来初の中央省庁の移転であり、国内外から注目が集まる「2025年大阪・関西万博」を前に移転が実現したことは、関西にとって大きなチャンスだと捉えています。関西広域連合が文化庁との連携を更に深め、一体となって文化芸術を振興し、省庁移転の成果を積極的に発信していくことで、関西が国土の双眼構造の一翼を担うにふさわしい圏域であることを示してまいります。

 

  2つ目は、「動く関西」になることです。大阪・関西万博の開幕555日前に当たる10月6日には、関西広域連合が出展する「関西パビリオン」の起工式を行いました。このパビリオンには、関西全体を一体的に表現するエリアと、出展府県が独自に展示するエリアがあります。それぞれ趣向を凝らした展示を行い、関西を世界に発信してまいりますので、ぜひ御期待ください。
  そして、開幕まで、あと500日となった昨日には、いよいよ入場チケットの前売り販売が始まりました。未来を担うこどもたちをはじめ、一人でも多くの方にお越しいただけるよう、構成府県市・連携県等と協力し、関西全体で万博の機運を盛り上げてまいります。

 

  3つ目は、「つながる関西」を創っていくことです。関西はいにしえより「水」や「道」、「文化」といった様々な「つながり」があります。これらの「つながり」を大切にしながら、盛り立てていける関西を創っていきたいと考えています。

 

  今後とも関西の高いポテンシャルを生かし、人口減少への対応、東京一極集中の是正、持続可能な社会づくり、イノベーションやデジタル化の推進、広域インフラの整備といった関西の諸課題の解決に向け、構成府県市が力を合わせ、明るく前向きに進みたいと考えていますので、皆様のお力添えをお願いいたします。
  みんなで、ともに頑張りましょう!

 

    令和5年12月1日


関西広域連合広域連合長 三日月 大造     

報道提供資料
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