(令和6年5月28日報道発表)関西広域連合管内のドクターヘリにおける整備措置事案について
関西広域連合管内のドクターヘリの運航委託先である学校法人ヒラタ学園に対し、国土交通省大阪航空局による随時監査が行われました。随時監査を踏まえた同学園による自主調査の結果、整備措置が必要な事案が複数判明し、点検整備を行うため、5月16日(木曜)、21日(火曜)、22日(水曜)に一時的な運航停止がありました。
なお、現時点においては、学校法人ヒラタ学園において、ドクターヘリ運航の健全性については、確認済であり、安全な運航継続に問題はないとのことです。
1 整備措置事案の概要(5月27日月曜12時時点)
(1)整備規程に記載のない方法による整備 16件
(2)整備規程において認められない部品の使用 3件
(3)計器の整備措置を行わず、一定期間運航 1件
(4)その他、整備記録の不備 8件
2 学校法人ヒラタ学園の対応
国土交通省大阪航空局に報告し、発生原因等の調査を継続中。
また、再発防止策を取りまとめ、広域医療局と共有する旨、報告がありました。
3 広域医療局の対応
今後、国土交通省大阪航空局の対応を踏まえ、更に安全な運航管理・整備を徹底するように学校法人ヒラタ学園へ強く要請します。
また、構成府県ドクターヘリ担当課から構成される「対策チーム」を設置し、再発防止に向けた対応の確認を行い、適宜、連合委員会への報告を行います。
※本件に係る関西広域連合広域連合長等のコメントは別添のとおり
報道提供資料
関西広域連合広域連合長等のコメント
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