13 野坂・比良・比叡山地

雪・ 風・ 地形がもたらす湖北
〜湖西の自然と文化~

©マキノ自然観察倶楽部

 

環境区分

海域・沿岸域
淡水域
平野・丘陵地
山地域

関連府県

大阪府
京都府
滋賀県
兵庫県
和歌山県
奈良県
徳島県
三重県

地域の特徴

自然エリア13の中でも、北側に位置する野坂~比良山地とその周辺は、日本海側気候の影響による多雪地帯であるとともに、比良山地と琵琶湖に挟まれた部分に位置し、強い季節風(比良おろし)による影響を強く受けてきた地域です。そのため、家屋に風除けとなる垣や板戸を用い、湖岸には石積みが築かれる等の独特の文化的景観を見ることができます。
当地域はアユ漁を中心とした漁業の拠点として発展し、ヤナ漁をはじめとする伝統的漁法や、水産物の加工業が発達しています。
山地の上部にはブナ林が成立し、「花の百名山」に指定されている赤坂山もあり、植生の変化や美しい木々・花々を楽しむことができます。また、多雪で水が豊富な花崗岩質の場所には、泥炭湿地が発達している場所が点在し、ミツガシワやザゼンソウ等、湿地性の希少な植物を見ることができます。

訪問先の位置とモデルプラン

みどころ

山門湿原

©⼭⾨湿原の森を次世代に引き継ぐ会

草取りやシカ対策などの保全活動のお手伝いを体験しよう
/滋賀県長浜市

かつては炭や薪を作るために利用されてきた里山です。寒地性と暖地性の植物が多様な植生を作っていて、寒い気候を好むブナと暖かい気候を好むアカガシとが枝を交わして同居している姿が見られます。
また、森に囲まれるようにして大きな湿原があり、多くの湿生の植物や水生昆虫、両生類等が生息し、生態系を一層豊かにしています。一方、シカやイノシシ等による獣害が深刻で、対策に追われています。

電話:0749-53-2650(長浜観光協会)
住所:滋賀県長浜市西浅井町山門
サイト:https://www.yamakado.net/(山門湿原の森)
メール:kankou@kitabiwako.jp(長浜観光協会)

高島市海津・西浜・知内

©海津・西浜・知内地域 文化的景観まちづくり協議会

まち歩きイベントで地域の生活文化や景観について学ぼう
/滋賀県高島市

豪雪と季節風による風や波の影響を強く受けるため、家屋に風除けとなる垣や板戸を用い、湖岸には石積みが築かれる等の独特の文化的景観を形成しています。
県内有数のアユ・ビワマスの遡上河川である知内川では、これらの魚を漁獲するため、ヤナ漁をはじめとする独特の漁法が発達しており、伝統的漁法や水産物の加工業が発達しています。

住所:滋賀県高島市マキノ町海津/西浜/知内

赤坂山

©マキノ自然観察倶楽部

登山道を登って琵琶湖と日本海を一望しよう
/滋賀県高島市・福井県美浜町

滋賀県高島市と福井県三方郡美浜町境界に位置します。赤坂山自然遊歩道として整備され、日帰りトレッキングの山として人気です。関西百名山の一つとなっています。
「花の山」として有名で、サラサドウダンやオオバキスミレ、カタクリ等も自生している等植物が自然の姿を保つ緑豊かな山です。山と渓谷社により「花の百名山」にも選ばれています。マキノ高原から赤坂山自然歩道を往復する登山客が多くいます。

住所:滋賀県高島市マキノ町牧野(登山道入り口付近)

 

保全に関わっている団体

本地域では、年間を通じて様々なイベントが行われています。下記連絡先を紹介します。見学とともにイベントにも参加しましょう

山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会

©山門湿原の森を次世代に引き継ぐ会

2001年に設立し昨年20周年を迎えました。会員数は約120名。滋賀県有地の「奥びわ湖・山門水源の森」は生物多様性の豊かな森であり、本会は関係機関と連携をとりながら、この森を保全する活動、調査研究、観察会や学習サポートなどを行なっています。

電話:090-2289-7663
住所:滋賀県長浜市内保町999
サイト:https://www.yamakado.net/
メール:yamakado2050@gmail.com

海津・西浜・知内地域 文化的景観まちづくり協議会

©海津・西浜・知内地域 文化的景観まちづくり協議会

平成17年に国の「重要文化的景観」の選定を受け、地域住民による協議会を設立。自然と人の暮らしが織りなしてきた文化的な風景と地域資源の価値を見つめ直し、更にはそれらの質の向上を目指して活動しています。

電話:0740-28-8002
住所:高島市マキノ町西浜1209-8
サイト:http://mizube-ishidumi.com/
メール:yinfo@mizube-ishidumi.com

マキノ自然観察倶楽部

©マキノ自然観察倶楽部

マキノ地域の豊かな自然を将来に引き継ぐため、山、里山、川、琵琶湖などのフィールドを活かし、体験プログラムを通じてその魅力を伝える活動、保全活動、情報提供などを行っています

電話:090-6664-8574
住所:滋賀県高島市マキノ町白谷344
サイト:http://nature-makino.sakura.ne.jp/
メール:ryochi-t@leto.eonet.ne.jp

その他の訪問先や施設等

京エコロジーセンター

「国連気候変動枠組条約第3回締約国会議」の熱気と決意を未来へつなぐために誕生した、京都が世界に誇る環境学習のシンボルです。
自然に関するイベントや講座が開催されるほか、『京都の木のある暮らし』をテーマにした展示や緑化された屋上など、楽しく環境や自然について学ぶことができる施設です。

電話:075-641-0911
住所:京都府京都市伏見区深草池ノ内町13
サイト:https://www.miyako-eco.jp/
Facebook:miyakoeco
Instagram:@miyako_ecology_center
X:@miyako_eco

森林公園くつきの森

失われつつある「日本の原風景」である里山を活かした森林公園。渓流や池、湿地、広大な森と、歩を進めるごとに変化する景色は、まさに生態系の宝です。
特に、「カラミ谷」は、滋賀の命の源・琵琶湖水源であり、山と湖の繋がりをダイレクトに感じることができます。

電話:0740-38-8099
住所:滋賀県高島市朽木麻生443
サイト:https://npo.kutsukinomori.net/
Facebook:asosatoyama
Instagram:@kutsukiforest

京都市青少年科学センター

科学に関する数多くの体験型展示とプラネタリウムを有する科学館です。自然科学系の展示も多く、京都の地質や地層を学ぶことのできる展示や深草谷口町の地層の剥ぎ取り標本なども展示されています。屋外園では様々な岩石や樹木を見ることができ、沖縄で見られるチョウを飼育・公開している「チョウの家」や、武田薬品工業株式会社 京都薬用植物園と連携したチョウの食草や薬用植物が整備された「理科学習エリア」もあります。

電話:075-642-1601
住所:京都府京都市伏見区深草池ノ内町13
サイト:https://www.edu.city.kyoto.jp/science/
X:@kyoto_science

この記事に関するお問い合わせ先

関西広域連合広域環境保全局

〒520-8577
大津市京町4丁目1番1号
滋賀県琵琶湖環境部環境政策課内
電話番号:077-522-5664

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