吉村洋文委員「11月30日に大阪・関西万博の開催500日前を迎えます」（令和5年11月28日）
関西広域連合 吉村洋文委員（大阪府知事）からのメッセージ
「11月30日に大阪・関西万博の開催500日前を迎えます」
大阪府知事の吉村洋文です。
大阪・関西万博は、11月30日に開催500日前を迎えます。
いま、会場の大阪・夢洲では、万博のシンボルである木造の「大屋根（リング）」が徐々に姿を見せてきています。10月6日には、関西広域連合が出展する「関西パビリオン」の起工式が行われるなど、海外パビリオンや民間パビリオンも含め、2025年4月13日の開幕に向けた準備が着々と進んでいます。
この開催500日前という大きな節目にあたり、万博の機運をさらに高めていくため、当日は、全国各地で様々な記念イベントが開催され、いよいよ万博の入場チケットの前売り販売がスタートします。
大阪では、「大阪来てな！万博開催500日前イベント」と題して、大阪・関西万博アンバサダーのコブクロによるスペシャルパフォーマンスなど、この日限りの特別プログラムを実施します。
また、大阪駅では、過去の万博や2025年の大阪・関西万博の概要などをパネル展示で紹介する「大阪・関西万博ステーション」を開催するとともに、駅ビル「大阪ステーションシティ」には、日本一の大きさとなるミャクミャクをあしらった、大阪・関西万博デザインのラッピングが現れます。
さらに、府内主要エリアや府・市町村の庁舎等において、バナーフラッグ等での万博装飾を集中的に行うシティドレッシングを実施するほか、万博オリジナルデザインのラッピングを施した電車・バス・飛行機も順次運行予定です。
東京においても、万博の魅力を紹介するイベントが開催されるほか、夜には、東京タワーと東京スカイツリーで特別ライトアップが実施されます。この他にも、全国各地で万博を盛り上げるイベントが開催されます。
次代を担う子ども達をはじめ、より多くの方々が来場できるように、チケットには、たくさんのバリエーションが設定されています。前売り販売で早期に購入いただくと、大人で4000円からと、お求めやすい価格で購入いただけるほか、夏パスや通期パスといった複数回入場パス、団体割引券などもあります。詳細は博覧会協会のホームページをご覧ください。
https://www.expo2025.or.jp/tickets-index/
「いのち輝く未来社会のデザイン」を体現し、皆さんにワクワクしていただけるような素晴らしい万博を実現したいと思いますので、皆さんご期待ください。
万博については、会場建設費や海外パビリオンの建設の遅れなどにより、ご批判の声が大きいということも事実として受け止めています。一方で、私は、万博は未来への投資であると考えており、民間シンクタンクにより、その経済波及効果は、約2.3兆円から2.8兆円と分析されています。
半年間、160もの国々がここ大阪で一堂に会し、それぞれの価値観や先端技術、伝統などを一つの場所で発信します。次世代を担う子どもたちが、パビリオンの独創的な建築デザインや、世界の最先端技術に直接触れるという体験を通じて、新しい未来社会を創ることにつながるとともに、世界の課題解決にも貢献することが、万博開催の意義だと考えています。
今後は、国や博覧会協会、経済界など関係者一丸となって万博の開催意義や経済効果、各国が展示する具体的な中身などについて、府民の皆さんに理解を深めていただけるよう、しっかりと発信を行っていきたいと思います。
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