岸本周平委員「大阪・関西万博に向けた和歌山県の取組をご紹介いたします。」(令和5年7月31日)

関西広域連合 岸本周平委員(和歌山県知事)からのメッセージ

「大阪・関西万博に向けた和歌山県の取組をご紹介いたします。」

 

 

  和歌山県知事の岸本周平です。
  さて、2025年に開催される大阪・関西万博まで2年を切り、最近では、入場料が発表されるなど、博覧会協会において万博に向けた準備が急ピッチで進んできました。
  関西広域連合でも、5月に2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)関西パビリオン出展基本計画を策定し、着々と準備が進んできており、開幕に近づいてきたなと実感しているところです。
  そこで、今回は、大阪・関西万博に向けた和歌山県の取組についてご紹介させていただきます。

 

  和歌山県は、本県の魅力を存分に国内外へ発信するべく、関西パビリオン内に和歌山ゾーンを出展いたします。6月に、和歌山ゾーンのテーマやコンセプト、展示計画の概要などを定めた基本計画を発表するとともに、7月には、「2025年大阪・関西万博」に向け、和歌山県が予定している取組について取りまとめたアクションプランを策定しました。

 

  まず、和歌山ゾーンでは、「和歌山百景―霊性の大地―」をテーマとし、「“上質”のつまった和歌山」というコンセプトをもって、和歌山に根付く精神文化から育まれた、自然・人・産業・食・文化などの多様な魅力を表現します。
  展示構成としては、紀伊山地の巨木を彷彿とさせる、そびえ立つ映像のタワー「トーテム」を環状に配置し、神聖な空間を創り出します。中央ステージでは「和歌山の今を生きる人」に焦点を当て、多様なパフォーマンスを発信します。さらに、カウンターバーも設置し、上質な「食のアート」に感動していただけるようなものをご提供します。

 

  また、万博の開催効果を本県に最大限に波及させるためには、魅力的な展示をすることはもちろんのこと、誘客促進の取組や機運醸成も重要になってきます。
  和歌山県では、体験コンテンツの掘り起こしと磨き上げを行うとともに、国内外のマーケットに本県の魅力を宣伝するなど、誘客プロモーションを展開していきます。
  今後、経済団体、市町村などと連携して、様々なイベントで万博をPRするなど、機運醸成に取り組むとともに、万博を契機に国際交流による地域活性化やグローバル人材の育成を図り、また、和歌山県内の子供の万博参加に向けた取組なども企画していきます。

 

  今回の万博は、大阪のみならず関西も主役です。本県もこのチャンスを逃さず、オール和歌山でチャレンジしてまいります。
  関西から世界中の人々を笑顔にするよう、一緒に盛り上げていきましょう!

 

参考:和歌山県の万博に向けた取組
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/060400/index.html

 

この記事に関するお問い合わせ先

関西広域連合本部事務局企画課

〒530-0005
大阪市北区中之島5 丁目3 番51号
大阪府立国際会議場11階
電話番号:06-4803-5587 ファックス:06-6445-8540

本部事務局企画課へのお問い合わせはこちら