岸本周平委員「関西が最高!だと思える未来を」(令和5年2月21日)
関西広域連合 岸本周平委員(和歌山県知事)からのメッセージ
「関西が最高!だと思える未来を」
昨年12月に和歌山県知事に就任しました岸本周平です。
この度、関西広域連合のメールマガジンで初めて発信させていただきますので、ご挨拶を兼ねて意気込みを述べさせていただきます。
設立メンバーとしてずっと関西広域連合を牽引されてきた仁坂前知事からバトンを引き継いだばかりですが、関西の力強い発展が和歌山県の発展にもつながるとの思いで、構成団体の一員としてその職責を果たしてまいりたいと考えています。
関西広域連合における和歌山県の担当は、広域農林水産と広域職員研修の分野です。これらの担当委員として関西全体に効果が現れる取組を住民の方々にわかりやすい形で進めていくことが求められており、その重責をひしひしと感じています。
デジタル化の急速な進展、カーボンニュートラルの実現に向けた対応、不安定な国際情勢に伴う地政学的リスクの顕在化など、我々を取り巻く環境はめまぐるしく変化しています。こうしたパラダイムシフトが加速する時代こそ、農林水産業の価値や役割を改めて見直す好機だと思います。そのため和歌山県では、前例に囚われず大胆な政策を実行していくつもりです。
そのようななか、関西広域連合においても、農林水産業が関西の活力の一翼を担う重要な産業となるよう、来年度に予定している関西広域農林水産業ビジョンの改訂にあたって、目指すべき将来像とそれを実現するための戦略について構成府県市の皆さんと大いに議論を交わしていきたいと考えています。
最後に、「大阪・関西万博」が2年後に迫っています。和歌山県はもちろん、オール関西で機運醸成を図り、「大阪・関西万博」が関西経済浮揚の起爆剤となるよう、また、その舞台である関西が世界中の方々の素晴らしい思い出の地となるよう、三日月広域連合長のリーダーシップのもと、しっかり取り組んでいきたいと考えています。
関西広域連合が核となって関西の力を結集し、「関西で暮らせて良かった!」「関西が最高だ!」と思ってもらえる未来をつくれるよう頑張ってまいりますので、これからどうぞよろしくお願いします。
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