齋藤元彦委員「ぼうさいこくたい2022の開催について」(令和4年10月20日)

関西広域連合 齋藤元彦委員(兵庫県知事)からのメッセージ

「ぼうさいこくたい2022の開催について」

 

 

  兵庫県知事の齋藤元彦です。
  今回は、今月22日(土曜)・23日(日曜)に、神戸市のHAT神戸エリアで開催される国内最大級の防災イベント「ぼうさいこくたい2022」についてご紹介します。関西では初めての開催となります。

 

  メイン会場となる「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」は、今年、開設から20年の節目を迎えた“災害ミュージアム”であり、“防災研究の拠点”です。阪神・淡路大震災の経験と教訓を発信するだけでなく、実践的な防災研究や人材育成、被災地支援などを通じて、国内外の防災・減災活動に貢献してきました。

 

  7回目を迎える今回のぼうさいこくたいは、「未来につなぐ災害の経験と教訓~忘れない、伝える、活かす、備える~」をテーマとしました。私たちが震災から学んだ、自助・共助の大切さ、日頃からの防災・減災の備えなど、“創造的復興”の歩みを再認識し、一人ひとりが日頃から防災に取り組むことの大切さを訴える機会にしたいと考えています。
  そのため、本大会では過去最多となる延べ320団体に出展いただき、講義型セッションやブース展示、様々な体験型プログラムを予定しています。私も、久元神戸市長とともに「ハイレベルセッション」に参加し、知事としての立場から、災害との向き合い方について議論を深めたいと考えています。また、関西広域連合のブースでは、これまで取り組んできた広域防災の取り組み、なかでも東日本大震災への支援や防災庁創設の提案などについて発信します。
  さらに、「ポケモン」と一緒に防災を学ぶスタンプラリーなど、親子で参加できるイベントやカードゲームを使ったワークショップ、警察や消防の車両展示など、子どもたちと一緒に楽しみながら学べるプログラムも多数ご用意しています。

 

  大阪・関西万博が開催される2025年には、阪神・淡路大震災から30年を迎えます。本大会での学びを一過性のものにせず、次の世代へ継承していくことが大切です。本大会を通じて、多くの方々が家庭や地域などあらゆる場面で防災について考え、行動する“災害文化”が一層広がり、わが国全体の防災力の向上につながることを期待しています。
  ぜひ、皆さまお誘い合わせの上、「ぼうさいこくたい2022」にご参加ください。

 

【一部事前申込みが必要なプログラムもございます。詳しくは「ぼうさいこくたい」ホームページをご確認ください】

  https://bosai-kokutai.jp/2022/

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