齋藤元彦委員「お盆休みを迎えて 皆さまへのお願い」(令和4年8月12日)

関西広域連合 齋藤元彦委員(兵庫県知事)からのメッセージ

「お盆休みを迎えて  皆さまへのお願い」

 

 

  兵庫県知事の齋藤元彦です。
  これからお盆休みを迎えるにあたり、関西広域連合の広域防災担当委員として皆さまに2つのお願いをいたします。

 

  1つ目は、「新型コロナウイルス感染症」への対応です。
  7月中旬からBA.5などの影響により感染が急拡大し、第7波が到来しました。感染者数は第6波を大きく超え、厳しい状況が続いています。
  お盆休みを控える中、関西広域連合では、先日急遽、仁坂連合長をトップに構成府県市の委員が参加し、「新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を開催しました。会議では、各府県市の感染状況や医療現場の実態を共有した上で、府県市民・事業者の皆さまに対して、感染防止対策等をお願いする緊急メッセージを発出しました。

 

  その中でも、皆さまに特にお願いしたいのが、軽症の場合の受診についてです。感染者の急増に伴い、医療がひっ迫しています。真に必要としている方に医療サービスを届けられるよう、症状が軽く重症化リスクの低い方は、救急車や救急外来の利用を控えていただき、相談窓口や各府県市の施策の活用をお願いします。
  また、医療保健関係者が、重症・中等症患者等への対応に注力できるようにすることも大切です。事業者の皆さまにおかれては、勤務や通学の再開等にあたり、陰性確認のための検査や各種証明書の提出を求めないようご協力をお願いします。

 

  2つ目は、「風水害等への備え」についてです。
  先週、東北・北陸地方、そして関西でも滋賀県で線状降水帯などの発生により記録的な大雨となり、大きな被害が発生しました。これから台風到来の時期も迎える中、日頃からの災害への備えが大事です。まず、1.ハザードマップなどで自分が住んでいる地域のリスクを確認し、2.大雨などの際は、河川、水路など危険な場所には絶対に近づかない、3.そして、万が一災害の恐れがある場合は、迅速な避難行動をお願いします。

 

  コロナも自然災害も、まずは一人ひとりの対策が大切です。危険から自分の身を守ることをこころがけ、安全安心なお盆をお迎えください。

この記事に関するお問い合わせ先

関西広域連合本部事務局企画課

〒530-0005
大阪市北区中之島5 丁目3 番51号
大阪府立国際会議場11階
電話番号:06-4803-5587 ファックス:06-6445-8540

本部事務局企画課へのお問い合わせはこちら