永藤英機委員「「関西古墳サミット」のご報告」(令和4年2月3日)

関西広域連合 永藤英機委員(堺市長)からのメッセージ

「「関西古墳サミット」のご報告」

 

 

皆さん、こんにちは。堺市長の永藤英機です。

今回は、1月14日に関西広域連合と堺市で共同開催しました「関西古墳サミット」についてご紹介します。

 

堺市の「百舌鳥古墳群」と羽曳野市、藤井寺市の「古市古墳群」で構成される「百舌鳥・古市古墳群」は2019年7月に世界遺産に登録されました。49基の古墳からなる「百舌鳥・古市古墳群」ですが、日本全国を見渡すと約16万基の古墳が存在すると言われています。

 

1600年にわたって受け継がれてきた地域の宝である「百舌鳥・古市古墳群」を将来にわたって引き継いでいくことはもちろん、世界遺産に選ばれた全国の古墳の代表として、日本の古墳文化の価値を広める役割も担っているものと私は考えています。

 

関西古墳サミットでは、関西広域連合の構成自治体と関係自治体がフェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール)に一堂に会しました。まずは事例報告として、世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」における取組の報告を行った後、参加自治体の皆様から各地の特徴的な古墳の紹介や保全・活用事例についてご報告いただきました。続くトークセッションでは、西脇京都府知事、荒井奈良県知事にもパネリストとしてご登壇いただき、「古墳の魅力発信の取組」をテーマに意見交換を行いました。

 

関西古墳サミットのような機会を通じて、広く古墳の価値や取組を共有してより多くの方に関心を持っていただくことが、貴重な古墳群を守り、伝えていくことに結びつくという思いで「古墳サミット」を企画しました。また、各地の古墳を知り、関西の歴史の奥深さを感じていただくことができれば、更なる関西の魅力発信に繋がるのではないでしょうか。

 

今回の関西古墳サミットは、新型コロナウイルス感染症の状況を鑑みて、感染対策を徹底し、来場者を大幅に絞って開催しました。参加できなかった方や参加を見送られた方もおられたかと思います。ただいま動画の配信に向けて準備しています。詳細が決まりましたら堺市ホームページにてご案内する予定ですので、ご覧いただけますと幸いです。

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