荒井正吾委員「新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止について」(令和3年8月6日)
関西広域連合 荒井正吾委員(奈良県知事)からのメッセージ
「新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止について」
奈良県知事の荒井正吾です。
全国的な感染再拡大が始まり、奈良県及び周辺地域においても、特に大阪など都市部を中心に、爆発的な勢いで感染者が増加しています。
大阪府の影響を強く受ける奈良県では、大阪における感染者増に連動する形で、感染者の増加が顕著になっており、その連動した伸びは、第4波における状況と類似しています。
このことから、奈良県では、大阪における感染動向を注視しつつ、これまでの経験を踏まえて、感染者発生の傾向に対応した感染拡大防止策を講じる必要があります。
どのような場所で、どのような行動で、感染が発生し、それを防ぐためには、どのように心得るべきか、私たちそれぞれが、改めて考え、行動に移す必要があります。
そのため、8月22日までを期限としていた奈良県独自の「緊急対処措置」を、大阪府における「緊急事態宣言」等の実施期間にあわせて、8月31日まで継続し、さらなる感染拡大を阻止すべく、強い危機感を持ち、引き続き市町村と連携して対処しています。
特に、感染拡大抑制の切り札となるワクチン接種を、対象となる全ての年代において、着実に進めるとともに、感染の再拡大に対応して、新型コロナ対策医療を強化し、入院・加療が必要な方はすべて入院していただくなど、医療提供体制の確保に努めます。
これから全国的にお盆の時期となり、移動・交流の機会が多くなりますが、緊急事態宣言適用区域など、感染が拡大している地域との不要不急の往来を自粛していただく、オリンピック等の観戦は自宅にてテレビで楽しんでいただくなど、感染拡大防止に向けた取組を徹底していただきますようお願いいたします。
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