山下真委員「大阪・関西万博会場での奈良県催事について」(令和7年2月14日)
関西広域連合 山下真委員(奈良県知事)からのメッセージ
「大阪・関西万博会場での奈良県催事について」
奈良県知事の山下真です。
今回は、大阪・関西万博会場での奈良県催事について、紹介をさせていただきます。
今年の4月13日にいよいよ開幕します大阪・関西万博会場において、奈良県は「ならWeaving the Future はじまりの地から未来をつむぐ」と題しまして、様々なイベントを展開して参ります。物語をつむぐように、豊かな自然・歴史・文化を大切に守り・育て・継承してきた「はじまりの地 奈良」を、関西パビリオン多目的エリア、EXPOアリーナ「Matsuri」 、河瀬直美テーマ事業プロデューサーのテーマ館「Dialogue Theater ‐いのちのあかし‐」の3つの催事場で表現し、世界に発信していきたいと考えています。
まず、関西パビリオン多目的エリアでは、4月15日から26日の12日間、催事を開催します。ここでは、県内全市町村が参加するPRブースを中心に、県内大学生との連携により開発した「万博BENTO」の販売、奈良県の観光WEBサービス「ならいこ」のPRなどを展開します。
次に、EXPOアリーナ「Matsuri」では、5月27日から29日までの3日間、EXPOアリーナの広大な敷地や大型ディスプレイを活用し、ステージイベントや食ブースなどを展開します。オープニングを飾る、900年近くの歴史伝統を誇り国の重要無形民俗文化財に指定されている春日大社の祭礼「春日若宮おん祭」の神事芸能や、日本が誇る奈良発祥の伝統芸能「能楽」と「映像芸術」や「現代音楽」を融合させたステージを披露します。さらに、「奈良の酒」をテーマにしたトークセッションや古代・中世の日本酒の試飲、奈良県産木材を使用した茶室での大和茶のおもてなし体験、夜には奈良公園の夏の風物詩「なら燈花会」の再現など、余すことなく奈良県の見どころを発信していきます。
「Dialogue Theater ‐いのちのあかし‐」の森の集会所では、9月12日から25日までの14日間、県内の市町村や産業のPRを中心に展開します。また、奈良県立宇陀高校で大切に使われてきた1970年の大阪万博で使用されたピアノを展示、そのピアノを使用したピアノ講座やミニコンサートも行う予定です。さらに、河瀬直美テーマ事業プロデューサーが監修のもと制作した県内各市町村のPR動画を放映いたします。
今後も奈良県が実施する催事の情報を発信しますので、ご期待ください。
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