「はなやか関西・文化戦略会議」の検討状況について

平成27年4月23日
広域観光・文化振興局
「はなやか関西・文化戦略会議」では、2020年東京オリンピック・パラリンピック等の開催に向けた関西文化の発信強化について検討を行っていますので、その検討状況について、下記のとおり報告します。
記
1.基本認識
- 2020年を一つのステップとした持続的な文化発信
- ソフト面でのレガシーを重視
2.「関西文化の創造と発信」 3つの戦略
1. つながる関西~関西の強みをつなげる
- 関西の強みは歴史と文化、伝統。各地域の文化資源を、「文化首都関西プログラム」として、例えば日本遺産や近代化遺産等の年次テーマで統一的に発信
- 観光サイドとの連携
2.創造する関西~新しい文化を創造する
関西広域連合の役割
各地域における文化創造の取組への支援
- 各地域の文化活動のキーパーソンの交流、人的ネットワークの構築
- シンポジウムの開催等を通して、アーティスト・イン・レジデンス等、各地域の先進的取組を共有、お互いのレベルアップにつなげる
各地域における文化創造の取組
- 地域の文化的なポテンシャルに地域の人々が自ら気づき発信
- 新しい文化を創造し、持続可能な文化活動を活性化
3.東京オリンピック・パラリンピックの開催を祝おう
- 東京オリンピック・パラリンピック文化プログラムの関西での展開をリードしていく
- 2015年から関西が先陣を切ってまずはシンポジウム等を開催し、関西文化を発信
- 2020年に向けて、例えば伝統・歴史、文化・芸術の創造、情報発信・ネットワーク、誰もが参加できる等の切り口での、関西ならではの催しを、作業部会等を設置し具体化
- 様々な団体と連携し、統一の名称を冠する等、関西としてまとまりをもってアピール
3.戦略の推進に必要な視点
1.情報発信
1.情報発信
- ホームページやソーシャルメディア(SNS)での発信強化
- 日本に住んでいる外国人に対する関西の魅力発信への協力依頼
- 関西地域振興財団、関西・大阪21世紀協会、歴史街道推進協議会等と連携した広報
2.人材育成
- 各地域で活躍できるアートプロデューサー、アートマネージャー等の人材の育成支援
4.今後の課題
文化オリンピアードや2020年に向け、関西オリジナル企画の募集等も含め具体的な事業を検討
- 大規模事業に取り組むための、関西広域連合の予算や体制の確保
- 関西エリアでアーツカウンシル等、新たな枠組み立ち上げの方向性も考慮
- 「はなやか関西」というコア・コンセプトの活用方法の検討
- この記事に関するお問い合わせ先
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関西広域連合広域観光・文化・スポーツ振興局
〒602-8570
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
京都府商工労働観光部観光室内
電話番号:075-411-0620 ファックス:075-414-4870
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