和歌山競輪場選手宿舎食堂(和歌山県)

和歌山競輪場選手宿舎食堂(和歌山県)

和歌山県和歌山市五筋目10-1

今回の訪問先は和歌山競輪場です。その歴史は古く、1949年12月に開設されました。1993年12月にリニューアルされたメインスタンドには、冷暖房完備の特別観覧席や初心者から上級ファンまで楽しめるガイダンスコーナー、レディース・ファミリールーム、女性専用トイレなどを備え、幅広いニーズに応える設備が整っています。また、2016年12月には新しい投票所が完成し、紀州材を用いた大規模な木造建物で、約1,000平方メートルの広々とした空間には最大800人を収容可能で、大型100インチモニター4台を設置し、迫力あるレース映像を楽しめます。

和歌山競輪場には競輪選手専用の食堂があり、全国各地から参集する選手に食事を提供しているだけでなく、地元和歌山県の食材も積極的に提供されています。

和歌山競輪場外観

南海本線和歌山市駅から徒歩8分の場所に位置する和歌山競輪場

オレンジバンク

「オレンジバンク」の名で知られる周長400メートルのバンク

食堂の外観

こちらは和歌山競輪場選手宿舎食堂。レース開催期間中、選手は外出ができないため、三食をこの食堂でとります。

夕食

この日の夕食はポークソテー+バイキング。きゅうり、サニーレタスが和歌山県産

デザート

デザートで提供されるキウイ、八朔も和歌山県産

南陽食品株式会社のみなさん

和歌山競輪場選手宿舎食堂を運営する南陽食品株式会社のみなさん。ご協力ありがとうございました。

地元産食材の使用で、選手のパフォーマンスを支える和歌山競輪場の食堂

和歌山競輪場の選手宿舎食堂では、選手の栄養バランスの保持に加え、季節感を感じられる献立の提供を重要視しています。特に、競輪選手は競輪開催中に競輪場から外に出ることを禁じられており、全国を巡る生活を送る中で食に対する意識も高いため、和歌山に来た際には関西独特の食材や和歌山の郷土料理をなるべく提供するよう心がけています。これはまさに「おいしい!KANSAI応援企業」の企画に合致した取組です。

2023年夏からは夕食にもバイキング方式を導入し、食材を無駄にしない献立の考案や調理法の工夫など、食材の廃棄を減らすための取組が行われており、地元食材の積極的な活用やフードロス対策などに貢献するとともに、選手が最高のパフォーマンスでレースに挑めるようサポートしています。

競輪開催中、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、食堂では基本的に黙食が求められています。

※掲載内容は2024年2月19日取材時の内容です。

この記事に関するお問い合わせ先

関西広域連合広域産業振興局 農林水産部

〒640-8585
和歌山市小松原通1 丁目1 番地
和歌山県農林水産部 農林水産政策局農林水産総務課内
電話番号:073-432-0151 ファックス:073-433-3024

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