四国大学食堂(徳島県)

「おいしい!KANSAI応援企業」登録企業紹介、四国大学食堂(徳島県)

徳島県徳島市応神町古川字戎子野123-1

四国大学は、佐藤カツによって徳島洋服学校として創立された1925年以来、実力を備えた人材の養成に取り組んできました。1961年に短期大学、1966年に四年制大学を開設し、1992年に四国大学として共学化しました。現在は、大学院4研究科、文学部3学科、経営情報学部2学科、生活科学部3学科、看護学部1学科、短期大学部4学科2専攻を擁する総合大学となっています。

2023年度では、文学部、経営情報学部、生活科学部、看護学部、短期大学部で合計2,452人の学生が在籍しています。

四国大学食堂は、提供メニューにより第一食堂と第二食堂に分かれています。食堂は学生の健康維持の源として、バランスの取れた食事を提供するよう心がけられており、食事を通じて日々学生生活をサポートしています。

四国大学外観

JR徳島駅から路線バスで約15分、徒歩約3分のところに位置する四国大学。

学生食堂がある大学会館

学生食堂がある大学会館は中央がピラミッド型の吹き抜けになっており、外からの光が差し込んできます。

量り売りの「グラムデリ」

コロナ禍で中断されていた量り売りの「グラムデリ」が、2023年11月より復活しています。

ミニノボリ

第一食堂の営業時間は11:30〜13:30。(パスタ・丼・カレーなどを提供する第二食堂は11:30〜13:00)いずれも平日のみ。

食事風景

1日の利用食数約500食、座席数は548席。提供メニュー数は毎日30種類以上。

鳴門ワカメ鳴門金時天ぷらうどん

この日の特別メニュー「鳴門ワカメ鳴門金時天ぷらうどん」。ワカメ、さつま芋/徳島産。

学生の健康だけでなく、地域貢献や環境への配慮にもつながる学生食堂

四国大学食堂の利用者の特徴としては、たくさん食べて賑やかな様子が挙げられます。これは学生食堂が持つ社交の場としての役割を反映していると言えるでしょう。学生食堂の運営コンセプトには、冷凍食品の使用を極力控え、添加物フリーの食事を提供するといった安心安全な食生活と手作り料理の提供が重視されています。このことは、食堂が単なる食事の提供場所ではなく、学生の生活スタイルをサポートし、健康に配慮する役割も果たしていることを示しています。

取材日の関西広域連合域内産の食材利用については、地元徳島県鳴門産のワカメ、さつま芋(鳴門金時)が使用されていました。地元産の鮮度の良いおいしい食材を食べることができるだけでなく、地元生産者の支援や食材の移動にかかる環境負荷が少ないというSDGsとしての役割も担っています。

このように、四国大学食堂はただの食事提供の場ではなく、学生の健康、地域貢献、環境への配慮など、幅広い側面において重要な役割を果たしている食堂でした。

※掲載内容は2023年12月5日取材時の内容です。

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