大阪観光大学食堂(大阪府)

「おいしい!KANSAI応援企業」登録企業紹介、大阪観光大学(大阪府)

大阪府泉南郡熊取町大久保南5-3-1

大阪観光大学は、大阪府南部の熊取町にあり、観光や地域、ホスピタリティ業界に特化した教育を行う大学です。国内外の観光客に対応できるよう、多言語教育と異文化理解に重点を置いており、学生は、専門的な知識と実践的なスキルを習得します。約800人の学生が在籍しており、彼らは地元の観光業界との積極的な連携を通じて、現場での実践的な学びの機会を得ています。

また、関西国際空港にもっとも近い大学であり、身近に国内外の観光を意識する環境であるとともに、多数の留学生が在籍していることで異文化と触れ合う環境が用意されています。

そんな同校の学生食堂「大阪観光大学食堂」が、本年度「おいしい!KANSAI応援企業」に登録いただきました。早速その様子をご紹介いたします!

大阪観光大学の外観

JR阪和線・日根野駅からスクールバスで8分の位置にある大阪観光大学。

食堂入口

5号館地下1階にある食堂入口。傾斜地のため地下1階は外とつながりテラス席もあります。

食堂で注文する学生

食堂の営業時間は11:30〜14:00。座席数が280席。提供メニューは20種類。

食堂で食事する学生

学生の特徴として留学生の利用率が高いこと、そしてたくさん食べる学生の利用率が高いこと。

多言語、イラスト付き案内表記

多国籍学生が多いため多言語かつイラスト付きで案内表記がされています。

プルコギ丼

この日のBランチ「プルコギ丼」(お米・玉ネギ・コロッケ・キャベツ/大阪産)。

学校も食堂も多国籍! 多国籍料理を地元産食材で提供する学生食堂

大阪観光大学の学生食堂では、健康と栄養を考慮したメニューを提供し、学生の食生活を支援しています。取材時も大学のある泉南郡熊取町産のお米やじゃがいも、泉州産の玉ねぎやキャベツなど地元の食材を積極的に取り入れています。このことにより生産者との距離を縮め、地域経済を活性化すると同時に輸送時のCO2削減に取り組み、環境への負荷も低減しています。

食堂では主に食欲旺盛な学生や外国籍の学生に利用されており、安価で量と栄養バランスの取れた食事を提供しています。国際的な料理も豊富で、ヤンニョムチキン、チヂミその他ガパオライス(タイ)やロコモコ丼(ハワイ)、など多様なメニューを提供しています。このことは、日本の四季折々の食材を使用しつつ、世界中の料理を提供することで「食」からもグローバルに配慮している様子が窺えます。

さらに、安全で栄養バランスの取れた食事を提供することで学生の健康のサポートにも力を入れています。

また、フードロス対策として在庫管理やランチ提供量の最適化にも注力しており、持続可能な開発目標(SDGs)にも貢献しています。これらの取り組みは、地域社会と環境に対する責任を果たしつつ、学生たちに質の高い食事を提供するためのものとなっています。

※掲載内容は2023年11月2日取材時の内容です。

この記事に関するお問い合わせ先

関西広域連合広域産業振興局 農林水産部

〒640-8585
和歌山市小松原通1 丁目1 番地
和歌山県農林水産部 農林水産政策局農林水産総務課内
電話番号:073-432-0151 ファックス:073-433-3024

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