日東電工株式会社 滋賀事業所 日東食堂(滋賀県)

滋賀県草津市山寺町字笹谷61番7号

 

1918年創業の日東電工株式会社は、売上高8,534億円(連結。単体は5,174億円/2022年3月期)、従業員数は連結:28,438名、単体:6,501名(2022年4月1日時点)という高機能材料メーカーで、表面保護フィルムマスキングテープ、メンブレン製品、半導体関連製品、電気・電子部品用テープ、フレキシブルプリント基板、ふっ素樹脂多孔質フィルムなどの製品を製造・販売する企業で、大阪に本社を構えています。

今回「おいしい!KANSAI応援企業」に登録いただきましたので、同社の滋賀事業所を訪れ、社員食堂の様子や、関西広域連合域内産の食材利用の様子などをレポートします。

JR東海道本線 草津駅より東南へ約5kmの場所に位置する日東電工滋賀事業所。

滋賀事業所内にある「日東食堂」です。営業時間は11:30〜13:30。1日平均約120人が利用しています。

メニューはビュッフェ形式。自分で量を決められるため、老若男女問わず利用されています。

この日のメニューは、米、ブラックバス、愛彩菜、白菜、キャベツ、赤こんにゃく、すじエビ、近江牛すじなど滋賀県産ばかりです!

「温かくて健康的なメニューが食べられます」と従業員にも好評。

食堂スタッフはグループ企業の日東ビジネスエキスパートの方々。挨拶や声がけで利用者とのコミュニケーションもバッチリ!

栄養面はもちろん、社会や地域への貢献も行う社員食堂

日東電工の社員食堂「日東食堂」では、ビュッフェ形式での提供をメインに、滋賀県産の食材が多数提供されていました。

関西広域連合の食材利用については「新鮮で栄養価が高い」「地域経済の活性化に繋がる」「食品の輸送距離が短くなりCO2排出削減など環境への負荷を軽減できる」「安心感がある(生産者がわかる)」と積極的利用を推進していくとのことです。

「できることなら地元の食材を使ったものを従業員の皆さんに提供するというのがベストなんですけども、必ずしも滋賀県内で全て揃うということは難しいので、近隣の県の農産品を集めて従業員に提供していきたいと考えています」(滋賀事業所 総務課 今西課長)

社員食堂では琵琶湖の生態系に悪影響を及ぼす外来魚として駆除対象となっている「ブラックバス」のフライが提供されるなど、「食」を通じて地域への貢献も行われています。

ESG(環境分野、社会分野、企業統治)の考え方を経営の中心におく同社滋賀事業所にとって、地産地消に貢献して従業員も笑顔になれる社員食堂は、無くてはならないものとなっています。

※掲載内容は2023年3月2日取材時の内容です。

この記事に関するお問い合わせ先

関西広域連合広域産業振興局 農林水産部

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