バンドー化学株式会社 南海工場(大阪府)

大阪府泉南市男里5丁目20−1

 

今回訪問したのは大阪府泉南市にあるバンドー化学株式会社の南海工場です(本社所在地は兵庫県神戸市)。

年商は93,744百万円(連結)、46,678百万円(単体) 、従業員数は連結4,122名、単体1,300名(2022年3月)という国内最大手の産業用ベルトメーカーとしてとして知られる同社は、関西国際空港まで車で20分という場所に、敷地面積8万9420平方メートルという広さの南海工場(泉南市)があり、自動車や産業機械に用いられる伝動ベルト、機能フイルム製品などを生産する同社の主力工場として稼働しています。

工場敷地内の厚生棟1階にある社員食堂は2018年にリニューアル。施設と同時にメニューも一新しました。

大阪府南部に位置する泉南市にあるバンドー化学南海工場。南海電鉄南海本線「樽井駅」から徒歩15分。

食堂は2018年にリニューアル。以前は工場と同じような雰囲気だったところを、外食で利用するような雰囲気の店内に変更されました。

「メニューも豊富で栄養バランスが良くておいしいので、休みの日でも来て食べたいぐらい」と社員にも大好評。

ランチタイムは、職場が違う従業員も顔を合わせることで、コミュニケーションをとることができる貴重な時間になっています。

【この日の定食A】黒酢の酢豚(さつまいも/徳島県産、ピーマン/兵庫県産)

食堂を運営するのは、お客様にすぐお料理を提供できるように気を配っているというコンパスグループ・ジャパン株式会社の方々です!

おいしい食材で、働きやすい職場づくりを目指す社員食堂

バンドー化学南海工場の社員食堂では、社員同士のコミュニケーションを促進することが挙げられています。社員同士のつながりや情報交換を行う場として利用されており、交流の場として役立つことで、社員間の信頼関係の構築にもつながっています。

また、健康管理にも役立っています。 社員食堂で提供される食事は、保健師と食堂運営会社で相談されたバランスの良い栄養価の高いメニューが用意されていており、健康面に配慮されています。社員食堂があることで、カロリーや塩分の摂取量をコントロールしやすくなるため、生活習慣病の予防にもつながっています。

関西広域連合域内産の食材使用については「会社は地域の許可があってここで仕事をさせてもらっていますので、当然地域に貢献しなければという思いがあります。」(南海工場 西川工場長)とのこと。今後も地元や近隣など鮮度の良い地域産の食材利用は積極的に行っていきたいとのことで、取材日は鶏卵・水菜(京都府産)、豆苗(大阪府産)、ピーマン(兵庫県産)、さつまいも(徳島県産)などが提供されていました。

バンドー化学南海工場の社員食堂は、関西広域連合域内産の食材を使用し、従業員の働きやすい職場作りをサポートする食堂でした。

※掲載内容は2023年1月20日取材時の内容です。

この記事に関するお問い合わせ先

関西広域連合広域産業振興局 農林水産部

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