河内長野市役所 オンキッチン(大阪府)

大阪府河内長野市原町一丁目1番1号

大阪府の南東部に位置し、和歌山県や奈良県に隣接する河内長野市。人口100,612人(2022年11月末日現在)を有する同市は、1954年(昭和29年)4月、長野町・三日市村・高向村・天見村・加賀田村・川上村の六つの町村が合併し、大阪府内18番目の市として誕生しました。

大阪市のなんば駅まで電車で30分という位置にありながら、田園風景や里山といった美しい自然が豊富な地域であり、温暖な気候や山間部からのきれいな水、そして起伏に富む地形を活かし、桃、梨、柿、みかん、ぶどうなどの果樹類、なにわの伝統野菜などの野菜類、椎茸や竹の子などの山菜類や花き類等多品目の農産物が生産されています。消費地との距離が近いという立地を生かし、生産地からすぐに届ける都市近郊農業が盛んです。

今回はそんな河内長野市にある河内長野市役所食堂「オンキッチン」を訪れました。

南海・近鉄 河内長野駅からバスで約10分、地上8階建ての河内長野市役所庁舎本館。

本館に隣接する河内長野市役所食堂「オンキッチン」。職員はもちろん、一般の方も利用できます。

店内には観葉植物などが多く置かれ、テーブルや椅子は木材。ぬくもり溢れる憩いの空間になっています

子どもが遊べるキッズスペースも設けられており、地域の交流拠点にもなっています。

地元・河内長野産のお米を使った看板メニュー「Onバーグ ポーチドエッグのせ」

古代米(河内長野産)を使ったお弁当も大人気。お昼には行列ができ、この日もあっという間に売り切れに。

できるだけ地元食材を使用し、地域にぬくもりを広げる「オンキッチン」

河内長野市役所食堂「オンキッチン」を運営するのは障がいを持つ人のための支援やデイサービス、グループホームなどを運営している社会福祉法人ぬくもり。「オンキッチン」では18歳以上で障がいをもつ方の日中における自立と社会参加の支援の一環として食堂運営を担っています。

「障がいを持たれている方と地域の方が接する場を模索していましたが、ここが一番地域の方との交流ができる場です」と障がい者雇用も兼ねた食堂を、河内長野市役所の敷地に2018(平成30)年6月にオープン。
提供メニューは手作りの本格的な洋食が多く、ライスは河内長野産の米を使用し、コーヒーは地元のコーヒー店、コボコーヒーで焙煎したものを用いるなど、『できるだけ地元食材を使用』と『おいしい!KANSAI応援企業』のコンセプトとも合致しています。

「まちが温まっていく食堂」そして「おいしさからはじまり、幸せとつながる場所」へとそのぬくもりを広げている「オンキッチン」でした。
※掲載内容は、2022年3月31日登録時の内容です。

この記事に関するお問い合わせ先

関西広域連合広域産業振興局 農林水産部

〒640-8585
和歌山市小松原通1 丁目1 番地
和歌山県農林水産部 農林水産政策局農林水産総務課内
電話番号:073-432-0151 ファックス:073-433-3024

広域産業振興局 農林水産部へのお問い合わせはこちら