株式会社廣野鐵工所(大阪府)

大阪府岸和田市岸の丘町3丁目2番8号


今回ご紹介するのは大阪府岸和田市に本社を構える株式会社廣野鐵工所。1945年(昭和20年)大阪府堺市で創業後、翌1946年に現在の株式会社クボタと取引を開始。トラクターやコンバイン等のエンジン・トランスミッションの精密機械加工を始め、2017年(平成29年)には、株式会社クボタより「永年取引(70年)表彰」を受賞しています。現在は日・ 中・韓・米等の顧客の要望に合わせた提案型生産を得意としており、技術力を伴った多品種少量・短納期対応を行うなど、幅広くビジネスを展開しています。

また、SDGsへの取り組みも注力しており、「廣野グループ全社員の行動規範」として、ものづくり、人づくりを通じて国際社会の一員として自覚を持った行動や地域社会への貢献、地球環境の維持改善等を実践している会社です。

2017年、大阪府岸和田市に本社工場を移転。同時に社員食堂も設置しています。地元地域産の食材を積極的に活用していることから、今回「おいしい!KANSAI応援企業」にご登録いただきました。

大阪府の岸和田市の丘陵地域に本社・工場を構える廣野鐵工所。

社員食堂で提供されるメニューは毎日A/B定食、うどん/そば定食の4種類と小鉢類。

社員食堂の利用時間は11:50〜12:30、12:20〜13:00の2交代制(コロナ禍)。

【取材日のメニュー】柚子香る豚と春菊の生姜焼き

社員同士のコミュニケーションや健康維持向上に役立っている社員食堂。

「各社員の好みも把握しています」というシダックスコントラクトフードサービス社のスタッフさんたち。

ものづくりの会社の、地域貢献を行う社員食堂

廣野鐵工所は、企業継続計画BCPの自然災害対策の観点から「社員を守る・仕事を守る」ということを重視。そして「工場らしくない工場」を目指して2017年に大阪府岸和田市の丘陵地区に本社工場を建設し、全面移転しました。その結果、「綺麗で清潔感のある職場」として2019年 岸和田市都市景観賞を受賞。社員の自主性を重んじた事業運営を行なっているだけでなく、全社員が「明るく、楽しく、元気よく」仕事ができるよう、職場環境改善に取り組んでいるそうです。

そんな同社の社員食堂は「大阪一の社員食堂」を目指しており、社員に「温かく、美味しく、健康的な食事提供」と、「地産地消を通じた社会への貢献」をコンセプトに掲げて運営されています。取材日も玉ねぎ、三つ葉(大阪府産)、レタス(兵庫県産)、きぬさや(和歌山県産)などの関西広域連合域内産の食材が多く使用されており、単に食事を提供するだけでなく、地域貢献へと繋がる取り組みを実践されています。

同社総務部の中嶋課長によると「地元地域産の食材の使用は、地域貢献に繋がるので積極的に取り組んでいきたいです」とのことです。

※掲載内容は2022年11月10日登録時の内容です。

この記事に関するお問い合わせ先

関西広域連合広域産業振興局 農林水産部

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和歌山県農林水産部 農林水産政策局農林水産総務課内
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