タキイ種苗株式会社(京都府)

京都市下京区梅小路通猪熊東入

京都市下京区に本社を構えるタキイ種苗株式会社。創業は1835年、初代・瀧井治三郎が優良な種苗を採種し希望に応じて分譲を開始。その後1920年に株式会社瀧井治三郎商店を設立。1926年にタキイ種苗株式会社に社名を変更しています。

現在は野菜や花の品種改良を中心に、園芸専門学校の運営などさまざまな事業を展開しており、国内に4つの支店、5つの研究農場、海外には14の拠点を有しています。

同社では本社に「タキイ種苗 本社食堂」を設置されていることから、今回「おいしい!KANSAI応援企業」にご登録いただきました。

※一般の方への利用開放は行っておりません。

JR京都駅から西へ約700メートル。京都市下京区に立地するタキイ種苗株式会社本社ビル。

こちらが「タキイ種苗 本社食堂」です。営業時間は11:30〜13:00(平日)

室内の座席は234席。感染症対策として11:30〜、12:00〜、12:30〜の3回に分かれて利用をされています。

天候の良い日はテラス席(24席)も快適です。最上階にあるため京都の山々や神社仏閣も望める眺望なので食も一層進みそうです。

この日の提供メニュー「ごろごろ野菜のトマト油淋鶏」(ナス/鳥取県産、米/京都府産・滋賀県産、オクラ/滋賀県産)

「タキイ種苗 本社食堂」を運営する株式会社魚国総本社の塩見リーダー。ご案内いただきありがとうございました。

自産自消? 自社のタネで栽培された食材を食べることのできる社員食堂

タキイ種苗は種苗を取り扱う会社ということもあり、社員食堂では自社で品種改良したタネから作られた食材が提供されるイベントも開催されることが多いそうです。

取材日も自社のタネから栽培されたトマト、ナス、カボチャ、オクラ、白ネギなどが食材として使用されているメニューが提供されており、食堂を利用する社員の方も「自社のタネで栽培された食材を食べるのは感慨深い」と語るなど、地産地消ならぬ自産自消? とも言える食イベントが実施されていました。これは野菜や花等の種苗を販売している同社ならではの取り組みと言えるでしょう。

関西広域連合域内産の食材利用について伺うと、「近隣の食材を利用できれば、新鮮な食材が利用できるうえ、地元や近隣地域へ貢献できると考えています」(広報担当/桐野氏)と、社員の健康や会社の地域への貢献に寄与することから社員食堂での積極的な使用についてはご賛同いただけています。

京都市の建築物には高さ規制があり、本社ビルの最上階となる4階に設置されている同社の社員食堂からは京都の山々、神社仏閣などを広く見渡せます。そのため気候の良い時期はテラス席利用者が多くなるそうです。

景色の良い食堂で、自社のタネから栽培された関西広域連合域内産のおいしい食事を食べれば、ますます仕事のアイデアの芽が発芽してくることでしょう!

※掲載内容は2022年8月30日登録時の内容です。

この記事に関するお問い合わせ先

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和歌山県農林水産部 農林水産政策局農林水産総務課内
電話番号:073-432-0151 ファックス:073-433-3024

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