国立大学法人京都教育大学生協食堂(京都府)

京都府京都市伏見区深草藤森町1番地

教員養成大学である京都教育大学の歴史は、明治9年(1876年)創立の京都府師範学校にまでさかのぼります。昭和24年(1949年)に京都師範学校と京都青年師範学校を包括し、新制の京都学芸大学として設置され、その後昭和41年(1966年)に現在の名称に変更されました。

ほぼ全ての校種・教科の教員免許に対応した教育学部・学校教員養成課程、特別支援教育特別専攻科を有しており、令和3年5月1日時点で、教育学部1331名、大学院教育学研究科98名、大学院連合教職実践研究科93名、特別支援教育特別専攻科20名、研究生・科目等履修生等40名の計1,582名が、「学芸についての深い研究と指導とをなし、教養高き人としての知識、情操、態度を養い、併せて教育者として必要な能力を得させることを目的」として学んでいる教育の総合大学です。

今回は同校の藤森キャンパスにある京都教育大学生協食堂を訪問しました。

JR京都駅よりJR奈良線で約10分。JR藤森駅下車徒歩約3分に位置する京都教育大学藤森キャンパス。

大学会館1階にある京都教育大学生協食堂では「おいしい!KANSAI応援企業」のポスターが貼られています。

営業時間は10:30〜14:30(通常)。【メニュー】麺・丼はそれぞれ2~3種類、主菜5~6種類、小鉢は約20種類。

12:00を過ぎると、学生が一気に訪れて来ます。ミールプランという栄養バランスが良い食事を割安で食べることができる仕組みも人気。

座席数は全280席。1日の利用食数平均約500食。座席は感染症対策用のアクリル板が設置されています。

【この日のMENU】「豆腐バーグベジトマトソース」。夏場の人気メニューは「冷やしうどん」「唐揚げ冷麺」「冷やし担担麺」など。

学生のことを考えつつも、SDGsや地域貢献に取り組む食堂

今回ご登録いただいた京都教育大学生協食堂。食堂運営にあたってのモットーを伺いました。

「まず、いつでも温かい料理を提供することです。食堂では、ランチタイムに学生が集中し、食べるまで時間を要するため、料理をトレイに置いてから、席に座るまでの平均時間を加味し、熱いものは熱く、冷たいものは冷たく、基準に基づいた提供を心がけています。

そして食の安心・安全です。生協食堂では食品添加物の使用基準、食品微生物基準、製造工場の衛生管理基準などについて、国の基準以上を導入しており、品質管理、品揃え、清潔さ、サービスを高い基準で維持し、常に最高の状態で学生に利用してもらうようにしています。また、生協食堂では学生が社会に出る前にバランスの良い食事を自分で摂る練習をしてもらいたいので、通常メニューには定食を用意していません」(京都教育大学生協食堂/吉井店長)

SDGsの取り組みでは、提供数を調整し、毎日の売れ個数を吟味しながら廃棄を減らす取り組みをしているほか、関西広域連合域内産の食材を利用することについても「地域貢献に繋がるので良いことだと思います」とのこと。

学生のことを考えながら、フードロス対策や地域貢献にも積極的に取り組む京都教育大学生協食堂でした。

※掲載内容は、2022年3月31日登録時の内容です。

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