株式会社HCI(大阪府)
大阪府泉大津市東豊中町3-14-10
ロボット・AI、撚線機・押出機・伸線機・電線製造機械をはじめ、自動化・省力化機械、医療・光学電子技術などを事業領域としているHCI社。培ったロボットとAI技術を活用して作られた『ロボット社員食堂システム』を「HCI ROBO HOUSE」として自社社員食堂に設置。社員が利用できる福利厚生施設であり、企業に向けては展示場となり、そして一般の方々にも召し上がって頂ける『ロボカフェ』になっています。
「HCI ROBO HOUSE」では積極的に地元エリアの食材を使用していることから、今回「おいしい!KANSAI応援企業」にご登録いただきました。
それでは興味津々のロボット社員食堂を訪問してみましょう!
大阪府の泉北地域に位置する泉大津市にあるHCI本社オフィス。
階段を2階へ上がると、一般の方も利用できる(要予約)、HCI社の社員食堂「HCI ROBO HOUSE」があります。
こちらの食堂では、主食、主菜、副菜をそれぞれのロボットが稼働し、提供してくれます。
ディスプレイに猫の顔が表示されている案内・配膳専門のロボット。ロボットにはそれぞれ名前がつけられています。
オーダーされた座席まで、配膳ロボットが料理を運んでくれます。下膳も専用のロボットが活躍します。
この日提供された「濃厚マッシュドカリーセット(ドリンクバー付き)」。この日はミニトマトが大阪産、お米が京都産でした。
未来はこうなる? ヘルシー料理を提供するロボット社食「HCI ROBO HOUSE」
「HCI ROBO HOUSE」の特徴は、なんと言っても「ロボットが料理を提供してくれる」ということです。
食堂では、主食を提供するロボットがパックに冷凍されていた料理を解凍すると、同様に副菜やデザートを提供するロボットが料理を準備。出来上がった料理を配膳ロボットに載せるとお客様のテーブルまで運んでくるという流れになっています。
肝心の料理については「白砂糖・小麦粉・添加物」不使用で、サラダは有機野菜、農薬不使用で自然由来の肥料で育成されたお米等を使用する」というポリシーのもと、安心・健康志向を掲げられています。これは同社の奥山社長の「社員に美味しいもの・心と体が喜ぶものを食べてもらいたい」という思いが結実したものです。
関西広域連合域内産の食材使用についても同様で、「地域の生産者さんの顔が見える野菜なので安心して提供できる」(同社管理本部マネージャー/岡本さん)と、こちらも安心してご利用いただいています。
食堂の利用については、食事以外でも、子どもたちがロボットに触れて、次世代の「ロボット大国・日本」を牽引するよう、ロボット体験会などが開催されています。
以上「食」で福利厚生、そして「ロボット」で地域貢献を行なう未来型社員食堂「HCI ROBO HOUSE」でした。
※掲載内容は、2022年7月4日登録時の内容です。
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関西広域連合広域産業振興局 農林水産部
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和歌山県農林水産部 農林水産政策局農林水産総務課内
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