滋賀県庁食堂ごはん屋(滋賀県)

滋賀県大津市京町四丁目1番1号

滋賀県は周囲を伊吹、鈴鹿、比良、比叡などの山々に囲まれており、中央には県の面積の約6分の1を占める日本最大の湖・琵琶湖があります。琵琶湖にはこれらの山々から大きな川だけでも120以上にも上る河川が流れ込んでいます。

このような自然環境に恵まれた滋賀県では、全国に知られたブランド産品が多く、多様な農水産品の宝庫となっています。

中でも、地形や気候が稲作に適しており、滋賀県の育成品種である「みずかがみ」・「秋の詩」・「滋賀羽二重糯」や、琵琶湖への環境に配慮して減農薬減化学肥料で作られる「コシヒカリ」「キヌヒカリ」といった多くの品種が作られています。その生産量と品質の高さから滋賀県は"近畿の米蔵"とも呼ばれています。

今回はそんな滋賀県の行政事務を取り扱う滋賀県庁の、本館1階にある「滋賀県庁食堂ごはん屋」をご紹介します。

JR大津駅より徒歩約6分。昭和14年(1939年)に施工された滋賀県庁本館。

1階にある「滋賀県庁食堂ごはん屋」。食堂は県庁職員だけでなく、一般の利用も可能です。

営業時間は平日11:30~14:00。1日の喫食数は120〜150食。

メニュー数は約18種類。画像はこの日提供されていた「からあげ定食」(お米/滋賀県産)。

お弁当も販売されています。販売時間11:00〜13:30(売り切れ次第終了)。(お米/滋賀県産)。

「お客さま第一! 喜んでいただけることと笑顔の接客を心がけています」と語る管理栄養士の乙野さん。

一般の人も利用できる滋賀県庁内の食堂

滋賀県庁食堂ごはん屋」はお弁当屋さんが営業している食堂ということもあり、お弁当も一緒に販売しています。食材については地元産のお米である「みずかがみ」を積極的に使用。このお米の特徴は「ほどよい粘りで、冷めても美味しく、お弁当やおにぎりに最適」なことや、農薬・化学肥料を通常の5割以下という「環境こだわり農産物」で、琵琶湖などへの環境負荷を削減する取り組みが認められているという安心・安全のお米です。

食堂は県庁内にあるため、外からは目立たずわかりにくいのが難点。県庁というと一般の方は中に入りにくいという方も多いのかもしれませんが、職員以外の一般の方でも利用可能です。

「座席は感染症対策で間引いているので約80席となっていますが、仕事の合間の気分転換としてテレビも見ながら、安くて手作りのおいしい地産地消のごはんを食べることができます。他の食堂には無いようなメニューも提供していきますので、ぜひ一度来ていただきたいです」(滋賀県庁食堂ごはん屋・管理栄養士/乙野さん)とのことですので、琵琶湖を訪れた際には一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

※掲載内容は、2022年8月8日登録時の内容です。

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