向日市役所 Cafe＆Dining HANAむこう（京都府）

京都府向日市寺戸町中野20番地

今回ご紹介する食堂は、向日市役所にある「Cafe＆Dining HANAむこう」です。京都市と長岡京市に隣接する向日市は京都府の南西部に位置しており、7.72平方キロメートルと全国で約800ある「市」の中で3番目に小さな面積です。一方、ベッドタウン化が進む同市の人口は56,556人で、1平方キロメートルあたりの人口密度は7,365人と京都府内では1位となっています（2022年2月1日時点）。

同市は1200年前に長岡京があった地であり、桓武天皇皇后御陵や史蹟乙訓古墳群もあるなど、歴史的にも大きな役割をもっていた地として知られています。

また、向日市一帯はタケノコの産地としても知られるほか、千両ナスの産地でもあります。今回地元食材を積極的に使用するというコンセプトが「おいしい！KANSAI応援企業」と一致することから、登録していただくこととなりました。

JR向日町駅より南西方向へ約1.5キロメートルの丘陵地にある向日市役所。開庁時間は午前8時30分から午後5時15分。

5階にある「Cafe＆Dining HANAむこう」のエントランス。営業時間は11:00～22:00（木曜はランチタイムのみ）。

市役所職員だけでなく一般の方も利用可能。ランチ、カフェ、ディナーと時間帯によって提供されるメニューも変化します。

この日のメニューであるミックスフライランチにはごはん、サラダ、スープがセット（玉ねぎは兵庫県淡路島産）。

入店時の検温、アルコール消毒、座席間にはパーテーションやアクリル板で飛沫対策が施されています。

食堂スタッフの方々。向日市の市章となっているヒマワリのように明るい方々が、来店をお待ちしています。

鮮度の良い地元食材と眺望の良さが秀逸な向日市役所の展望レストラン

向日市では新庁舎建て替えに際し、最上階に食堂を設置することを決定。2021年1月竣工後、食堂も試験営業を経て4月から正式稼働が始まりました。

食堂のコンセプトを新庁舎・市民会館準備課紺野担当課長に伺うと「多くの方に親しまれる市のランドマークのような庁舎にしたいと考えています。展望レストランはその足ががりのひとつとして、職員はもちろん、市民をはじめ観光で来られる方にも利用しやすい憩いの場を目指しています」とのこと。

向日市役所は丘陵地帯にあるため、庁舎の5階にある“Cafe＆Dining HANAむこう”からの眺望は抜群。京都府南部から大阪府北部一帯を一望できます。「当レストランでは近隣の農家さんからも野菜を直接仕入れるなど、鮮度が抜群のおいしい地元産食材を積極的に使用している料理が提供されており、ロケーションの良さと相まって、より一層美味しく感じていただけているようです」（食堂を運営する株式会社FFSの西田さん）。

取材日もお昼になると一般の方や市役所の職員の方が続々と入店。ポップな音楽とカジュアルなインテリアで、気分転換やリラックスができる空間となっています。
平日だけでなく、土日も営業されていますので、展望レストラン“Cafe＆Dining HANAむこう”で、関西広域連合域内産の食材が使用された料理を堪能されてはいかがでしょうか。

この記事に関するお問い合わせ先: 関西広域連合広域産業振興局　農林水産部
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