高砂市役所職員食堂(兵庫県)

兵庫県高砂市荒井町千鳥1丁目1番1号

兵庫県の播磨南東部に位置し、海岸部の工業地帯における各種製造業をはじめ、漁業、採石業などが多く営まれている高砂市。1954年(昭和29年)7月に、 加古郡高砂町・荒井村・印南郡曽根町・伊保村が合併して発足しました。現在の人口は86,627人 (2022年2月1日時点)となっています。


『高砂』は、高砂市にある高砂神社と、大阪市にある住吉大社にまつわる能の代表的な祝言曲として知られています。能「高砂」に登場する夫婦愛や長寿の象徴である尉(じょう)と姥(うば)をイメージしてデザインされた本庁舎と分庁舎は、まさに高砂市のシンボルと言える建築物でもあります。


今回、新庁舎に隣接する分庁舎1階にある食堂が、「おいしい!KANSAI応援企業」にご登録いただきました。

免震装置や非常用発電機を備えた高砂市役所新本庁舎。東面は全面ガラスとなっています。

隣接する分庁舎1階に、一般の方も利用可能な食堂が設置されています(2021年11月営業開始)。

 

営業時間は平日11:00〜14:30(ラストオーダー14:00)。コアタイムは12:00〜12:30。

 

座席数は100席(コロナ禍においては密回避のため減席)。席にはアクリル板が設置されています。

 

利用食数は1日平均約70〜80食。A・B・Cの日替わり定食は500円!

この時期はキャベツやブロッコリー、レタス、大根など多くの兵庫県産野菜が使用されています。

 

SNSを積極的に活用する高砂市役所食堂

2021年9月に完成し、11月より業務を開始した高砂市役所新庁舎。今回「おいしい!KANSAI応援企業」へのご登録について話を伺うと、「地域への貢献はもちろん、周辺エリアの鮮度の良い素材の使用を意識していることから登録しました」(高砂市総務部の井村係長)とご回答いただきました。播磨灘に面する高砂市では高砂港、伊保港、曽根港があり、底引き網漁・船引き網による貝類、甲殻類等の水揚げが盛んで、高砂町・荒井町の沖合にはノリやワカメの養殖場があり、おいしい食材が提供されています。


このように水産物が豊富な同市役所内の食堂では、1食500円の日替わり定食が3種類提供されている他、メニュー数は計23品目が提供されています。中でも人気なのが毎週金曜日に提供される「東播磨ヘルシーメニュー」が一押しだそうです。「鮮度の良い地域産の食材を使用しており、地域に貢献できると考えています」(食堂を運営する株式会社カノコの芳見部長)。


SNSを活用し、メニューの紹介等を積極的に行っており、「職員さんだけではなく、地元の方々等、広くご利用いただけるよう努力して参ります」(前出の芳見部長)とのこと。今後益々楽しみな高砂市役所食堂でした。

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