宝塚市役所 宝塚料理店(兵庫県)

兵庫県宝塚市東洋町1−1

 

1954年(昭和29年)に川辺郡宝塚町と武庫郡良元村が合併して発足した宝塚市。市制施行当時約4万人だった人口は神戸にも大阪にもアクセスがよいこともあり人口225,017人(2022年2月1日時点)となっています。

宝塚歌劇団の本拠地である宝塚大劇場や漫画の神様・手塚治虫氏が5才から24才まで過ごしたことから手塚治虫記念館が設立されているほか、日本遺産に認定されている名刹大本山中山寺など文化・歴史のある町です。
宝塚の「塚」とは市内に数多く残る古墳のことで、「この塚のそばで物を拾う者に必ず幸せあり」と言われたことから、幸福をもたらす土地として「宝塚」の地名が生まれたと言われています。

今回はご登録いただいた宝塚市役所にある職員食堂「宝塚料理店」をご案内します。

1980年に竣工となった宝塚市役所。武庫川にかかる宝塚新大橋南詰に立地しています。

市庁舎G階にある職員食堂「宝塚料理店」。営業時間は(平日) 8:00〜16:00、土曜日11:00〜15:00。

シェフが趣向を凝らした手作り日替わりメニューは2種類(お米は宝塚西谷産のコシヒカリ)。

ランチタイムは1日平均約300食。職員はもちろん、市役所利用者も利用できます。わざわざ食事のために訪れる人も。

 

ランチのサラダ、スープ、ライスは、おかわり自由!(画像は特製コク旨カツカレー)。

日替わりBランチ 鶏もも肉の塩こうじカレー焼き。

 

宝塚市役所にある、カフェのような職員食堂「宝塚料理店」

今回ご紹介するのは宝塚市役所のG階にある「宝塚料理店」。職員はもちろん一般の方も利用できる職員食堂です。青色系のタイルが特徴的でお洒落なカフェのような内装となっています。営業は平日8:00〜16:00、土曜も11:00〜15:00ということもあり、市役所職員はもちろん、一般の方にもランチやカフェなど広く利用されています。取材に訪れた日もランチタイムを過ぎていたにもかかわらず、多くの方が利用されていました。

市役所内にある職員食堂ということもあり、食堂設置のコンセプトは「地産地消の促進による、地域の活性化に寄与すること」(宝塚市総務部 齊田氏)とのことで、この日もお米、ネギ、玉ねぎ、卵といった兵庫県産のものを多数使用されています。また地元の有名なパン屋さんとのコラボや、過去には手塚治虫氏の漫画のキャラクターを模したハンバーガーを提供したこともあり、地域密着は営業開始当初から行われています。

「今回、おいしい!KANSAI応援企業への登録を機に、より一層、関西の食材利用を意識し、地産地消によるSDGsへの貢献につなげていきたいです。」「営業を始めた当初は市役所の職員さんのみが利用するという認識でしたが、5年間をかけて一般の人にも認知が広まりました」(食堂を運営する株式会社KUMAGUMIの熊谷取締役)と、今では市役所に用事がなくても、お店を利用するためだけに来店される方も多くなっているようです。

宝塚市役所は市内を流れる武庫川沿いにあり、近隣には宝塚末広中央公園や宝塚市立スポーツセンターもあります。近隣を訪れた際には地域に貢献する「宝塚料理店」に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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