株式会社近鉄百貨店 あべのハルカス近鉄本店内 店員食堂(大阪府)

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大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目1-43

株式会社近鉄百貨店の旗艦店であるあべのハルカス近鉄本店は、オフィス・ホテル・美術館・展望台などで構成される日本でもっとも高いビル「あべのハルカス」(地上60階・地下5階、高さ300m)の中核施設です。日本最大級約10万平方メートルの営業面積を誇り、多くのお客様から支持されています。近鉄百貨店は大阪府内だけでなく、奈良県、和歌山県、滋賀県、三重県、愛知県に計10の百貨店と3つの商業施設を運営しています(2021年2月末現在)。

今回ご案内するのは、「あべのハルカス」にある「あべのハルカス近鉄本店」で働く人のための社員食堂です。

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JR/地下鉄谷町線・御堂筋線「天王寺」駅下車すぐ。2014年に全面開業したあべのハルカスに店舗を構えているあべのハルカス近鉄本店。

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タワー館14階にある社員食堂。1日の食数は約500食。ランチタイムは各自バラバラのため、食堂は密になりにくいそうです。

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メニューは「アジアン」などのセットが3種類と丼物、パスタ、麺(うどん・ラーメン)が日替わり。他には小鉢やデザートも。

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窓側のカウンター席は人気。席に座ると大阪市内を一望しながらの食事タイムとなります。

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感染症対策としてテーブル席には仕切板が設置されています。自然光が差し込み、天気なども実感でき、利用者がリラックスできる場所です。

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社員食堂を運営しているコンパスグループ・ジャパン株式会社の藤原店長とウイング館9階にある社員食堂の曽和店長(左から)。

日本一高い「あべのハルカス」から市街を眺望できる社員食堂

「百貨店は地元の買い物客に支えられていますが、特に当店は在阪の他の百貨店に比べて地元のお客様が非常に多いという特徴がありますので、社員食堂においても地元の商品や食材を使うということが一番良いと考えています」

そう語るのはあべのハルカス近鉄本店の社員食堂を管理している庶務課の守屋係長。関西広域連合エリア産の食材を使用することは地域貢献につながることから、「おいしい!KANSAI応援企業」の活動にも早くからご賛同いただいています。

「百貨店という職場は女性比率が高いのですが、あべのハルカス近鉄本店も同様で、女性が占める割合は8割以上にものぼります。そのため社員食堂でのメニューもおしゃれなヘルシー志向かと思いきや、立ち仕事ということもあり体力が一番であるため、ヘルシー系よりはガッツリ系が人気です。社員食堂では眺望を楽しみリラックスしながら、新鮮で栄養価も高い関西広域連合エリアの食材を使用していければ」(守屋係長)と取り組みへの支持を熱く語っていただきました。

一方、社員食堂を運営するコンパスグループ・ジャパン社では、社員食堂において地域貢献を行うことだけでなく、フードロスや脱プラ、サステナブルシーフードやソイミートなどSDGsの取り組みに注力しており、あべのハルカス近鉄本店社員食堂でもその取り組みがなされています。

日本一高い高層ビルにある社員食堂は、地域貢献として関西広域連合エリア産の食材の使用を推進するだけでなく、社員のリラックススペースであり、そして持続可能な開発目標の実現にも取り組んでいる社員食堂なのでした。

この記事に関するお問い合わせ先

関西広域連合広域産業振興局 農林水産部

〒640-8585
和歌山市小松原通1 丁目1 番地
和歌山県農林水産部 農林水産政策局農林水産総務課内
電話番号:073-432-0151 ファックス:073-433-3024

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