朝日放送グループホールディングス株式会社（大阪府）

大阪府大阪市福島区福島1丁目1番30号

今回ご紹介するのは朝日放送グループホールディングス株式会社。1951年大阪市にて朝日放送株式会社として設立されると同年よりラジオ本放送をスタート。1959年にはテレビ本放送を開始していた大阪テレビ放送を吸収合併しています。2008年には朝日放送本社を現在地に移転、さらに2018年には認定放送持株会社に移行するとともにテレビ部門やラジオ部門は分社化し、現在の社名に変更しています。

テレビ局はテレビ朝日系列（ANN）であり、略称はABC(Asahi Broadcasting Corporation)。「ABC」や「朝日放送」と呼ばれ親しまれてきたテレビ・ラジオ放送は、放送対象地域を滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県の近畿広域圏としており、日々の出来事や事件・事故の報道、災害時の情報伝達はもちろん、ドラマ・バラエティなどの健全な娯楽を提供している放送メディアです。

そんな同社の社員食堂は10階にあり、社員や制作会社スタッフなど番組制作に携わる人などを中心に利用されています。そんな誰もが知るABCの社員食堂をスクープしてきました！？

JR環状線福島駅より徒歩7分、阪神本線福島駅より徒歩5分。なにわ筋と堂島川沿いにそびえたつ朝日放送グループホールディングス本社ビル。

エレベータで社員食堂にやってきました。入口でアルコール消毒液を手に噴霧してからレッツゴー！

その日のメニューが陳列されているショーケース。この日は、兵庫県産のタマゴや徳島県産のダイコン、ナスが関西広域連合エリア産です！

11:30〜15:00がランチメニューの提供時間。12時を過ぎると食堂に人が集まってきます。

座席はカウンター席やテーブル席があり、吹き抜けとなっている11階部分は食事もできる喫茶コーナーとなっています。

食堂を管理する朝日放送テレビの谷田さん、運営する中央フードサービスの臼井さん、有田さん（左から。食堂前のスカイテラスにて）

新しいコンテンツを作り出す放送局を「食」でバックアップ

同社の10階にある社員食堂は、通称“10階食堂”と呼ばれ、主に同社グループ企業の社員や外部制作スタッフなど多くの方に利用されています。

グループ企業である朝日放送テレビや朝日放送ラジオは、近畿広域圏（滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県）を放送対象地域とする放送事業者です。主にこの放送局で働く人々の「食」を担っている“10階食堂”ですが、朝食8:00〜10:00、昼食11:30〜15:00、軽食15:00〜17:00、夕食17:00〜21:00と、社員食堂にしては長めの営業時間で、放送局で働く人々を「食」でバックアップしていますが、これは24時間365日稼働している放送局ならではといえます。また、地震や台風といった非常時には放送局のスタッフは泊まり込みになることもありますが、その際は社員食堂スタッフも泊まり込んで対応も行うなど、一緒になって放送を支えています。

関西広域連合エリア産の食材を積極的に使用していただく「おいしい！KANSAI応援企業」の登録についても、近畿広域圏を対象とした放送局であることから地域貢献に直結することや、SDGsの観点からフードマイレージ削減による環境への配慮にもつながることからご賛同いただきました。

2021年に創立70年を迎える朝日放送グループの経営理念は、「変化に対応しながら進化を続け、強力な創造集団として、社会の発展に寄与する。」というもの。この次々と新しいコンテンツを生み出す同社グループのスタッフを、健康面で支えているのが“10階食堂”、そして関西広域連合エリア産の食材なのでした。

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