中之島センタービル NAKAMOS dining(大阪府)

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大阪府大阪市北区中之島6丁目2−27

大阪市北区にある堂島川と土佐堀川に挟まれた長さ3km、最大幅300mの中洲である「中之島」。江戸時代、二大航路の安治川と木津川の分岐する中之島は海運の要衝であることから諸藩の蔵屋敷が集まり「天下の台所」と呼ばれるほど物流・商業の中心として栄えました。近年はその利便性から企業・官公舎や国際会議場、美術館などが立ち並び、大阪のビジネス、情報、文化の発信地として注目を集めているエリアです。

そんな中之島の西端近くにそびえ立つのが1975年に竣工された中之島センタービル。4〜15、18〜31階がオフィスフロアとなっているほか、宿泊施設や貸会議室・宴会場、メディカルセンター、レストラン、郵便局、銀行ATM等を備えているオフィスビルです。

今回ご紹介するのは、2017年11月にリニューアルされた「NAKAMOS dining」。同ビルの地下1階にあり、ビルで働く4,100人のビジネスパーソンだけでなく、近隣のワーカーや一般の方も利用できる職域食堂となっています。

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京阪電車中之島線「中之島駅」2番出口から徒歩4分に位置する中之島センタービル。

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大阪の中心部となる中之島のほぼ西端に位置する、地下3階、地上31階、塔屋2階、高さ約129mの同ビルからの眺望。

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エスカレータで地下1階へ降りると左手にある「NAKAMOS dining」。営業時間は平日11:00~14:00。

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この日のBランチ「グリルチキン〜クリームソース〜」(茄子/京都府産、小松菜/兵庫県産)

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新型コロナ対策として、飛沫対策パネルが設置されています。店内はFREE Wi-Fiの利用も可能。

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ご案内いただいた、食堂を運営する中央フードサービス株式会社の山地さん、松田さん(左から)。

新しい価値を生み出す異文化交流の場となる食堂

「NAKAMOS dining」の名称の由来は、中之島センタービルを「いつでも自由な発想で、新しい価値を生み出す異文化交流の地でありたい」との想いが込められており、中之島(NAKANOSHIMA)+醸す(KAMOSU)=NAKAMOS と名付けられています。

今は、コロナ禍で中止となっていますが14時〜17時の間はフリースペースとして利用、また歓送迎会や忘年会・新年会、懇親会、打ち上げなどで気軽に活用できる場としても提供しています。ビジネスシーンで欠かせないこのようなサービスは、テナント企業にとっても便利なサービスとなっています。館内には通常約4,100人ものビジネスパーソンが在館していますので、「同じビル内で気軽に利用できる」「インスタグラムでメニューがチェックできる」などと好評とのことです。

「NAKAMOS dining」を運営する中央フードサービス社に「関西広域連合エリア産の食材について」話を伺うと、

「地産地消の取り組みは、地域貢献やフードマイレージを減らすことに繋がります。これは当社でも推進しております、SDGsの取り組みの一環にもなりますので、もちろんNAKAMOS diningでも今後も積極的に使用していきたいと考えております」と広域連合エリアの食材利用を広げていくお考えとのことです。

今後もさらに関西広域連合エリア産の食材を活用し、さらに新しい価値を創出する場となることを期待しています!

この記事に関するお問い合わせ先

関西広域連合広域産業振興局 農林水産部

〒640-8585
和歌山市小松原通1 丁目1 番地
和歌山県農林水産部 農林水産政策局農林水産総務課内
電話番号:073-432-0151 ファックス:073-433-3024

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