公立大学法人兵庫県立大学神戸商科キャンパス食堂(兵庫県)

兵庫県神戸市西区学園西町8丁目2−1
2004年に神戸商科大学、姫路工業大学、兵庫県立看護大学の県立3大学が統合し開学した兵庫県立大学。国際商経学部・社会情報科学部・工学部・理学部・環境人間学部・看護学部の6学部と14の大学院研究科、あわせて9つのキャンパスを有する、学部生1,267人、大学院生555人(2020年5月1日時点)の公立大学です。
今回ご紹介するのは、本部の所在地であり、主に経済・経営学部の方と看護学部の1年生が通学する神戸商科キャンパス(神戸市西区)の学生食堂「神戸商科キャンパス食堂」。こちらの食堂を運営するのは兵庫県立大学生活協同組合です。

神戸市営地下鉄西神・山手線「学園都市駅」下車徒歩10分に位置する兵庫県立大学神戸商科キャンパス。

「神戸商科キャンパス食堂」では、小鉢も含めると1日あたり約30種類の料理が提供されています。

1日の利用者は400〜450名。料理を選んだら有人のレジで精算します。

この日のおすすめメニュー「サーモンいくら丼」。他には「ロースカツカレー」「カレーライス」「鮭塩焼き惣菜弁当」「ミックスフライ弁当」「大学芋」。

食堂は約450席。座席のアクリル板の設置をはじめ混雑緩和の呼びかけやアルコール消毒の設置など新型コロナウイルス対策が徹底されていました。

食堂を運営している兵庫県立大学生活協同組合の中山食堂部統括店長。
地域に貢献する人材育成を栄養面から支える学生食堂
9つのキャンパスのうち、神戸商科キャンパス、姫路工学キャンパス、播磨理学キャンパス、姫路環境人間キャンパス、明石看護キャンパスの各食堂を運営しているのが兵庫県立大学生活協同組合です。
今回は同組合の中山食堂部統括店長にお話を伺いました。
─貴校の学生の特徴を教えてください─
「栄養バランスに関心を持たれている学生さんが多く、小鉢、サラダなどが積極的に摂られています」
─食堂運営において心掛けていることはどのようなことでしょうか?─
「美味しい料理をできるだけ温かいうちに提供し、お待たせしないことを心掛けています」
─関西広域連合エリア産の食材使用についての取り組みを教えてください─
「これまでも兵庫JCC(兵庫県協同組合連絡協議会)と大学生協のコラボ企画で、JF兵庫漁連(漁業協同組合連合会)から県産の水産物の支援を受け、学生食堂で海鮮丼を提供するなど、様々な取り組みを行っています。今後も地産地消の取り組みを通して、積極的に取り扱っていきたいと考えています」
兵庫県立大学では、地域社会と協働して取り組むリーダーとして活躍するためのプログラムを開講するなど地元エリアに貢献するための学びの場を設けています。学生食堂において様々な関西広域連合エリア産の新鮮な食材を扱うことで地域貢献を行うと同時に、成長過程の学生の栄養面を支えています。
将来、地域に貢献する人材をサポートする兵庫県立大学の「神戸商科キャンパス食堂」でした。
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〒640-8585
和歌山市小松原通1丁目1番地
和歌山県農林水産部 農林水産政策局農林水産総務課内
電話番号:073-432-0151 ファックス:073-433-3024広域産業振興局 農林水産部へのお問い合わせはこちら