神戸大学 レストランさくら(兵庫県)

神戸大学00

兵庫県神戸市灘区六甲台町1−1

1949年、神戸大学は「神戸経済大学」「神戸経済大学予科」「神戸経済大学附属経営学專門部」「姫路高等学校」「神戸工業專門学校」「兵庫師範学校」「兵庫青年師範学校」を包摂し、設置されました。

2020年現在は「人文・人間科学系」、「社会科学系」、「自然科学系」、「生命・医学系」の4大学術系列に11の学部、14の大学院研究科、1研究環、1研究所、多数のセンターを有し、学生数16,080人(学部・大学院含)、外国人留学生数1,227人、教職員数3,734人(2020年5月1日現在)の総合大学です。

キャンパスは六甲台地区に六甲台第1、六甲台第2、鶴甲第1、鶴甲第2、他の地区に楠、名谷、深江などがあり、各地区に計11のカフェ・食堂があります。

今回は、六甲台第1キャンパスにある「レストランさくら」を「おいしい!KANSAI応援企業」にご登録していただきました。

神戸大学01

神戸市の東部山の手に位置する六甲台第1キャンパスにある神戸大学六甲台本館。国登録有形文化財として登録されています。

神戸大学02

「レストランさくら」は正門を入ってすぐ左手にある社会科学系アカデミア館の3階にあります。

神戸大学03

営業時間は11:30から13:00まで。懇親会・パーティ利用が中心ですが、コロナ禍の中、テイクアウト用のお弁当販売も行っています。

神戸大学04

イートインは、席でオーダーを取り、配膳・下膳まで行うフルサービス形式。座席数は124席です。

神戸大学05

席間にはアクリル板が設置されています。利用者は、比較的近い経済学部や法学部の学生、留学生、教職員が多いとのこと。

神戸大学06

「美味しい料理を提供したいので、天ぷらなど揚げ物はオーダー後に揚げます」という神戸大学生活協同組合のスタッフの皆さん。

豊富な地域の農産品を堪能できる神戸大学「レストランさくら」

「レストランさくら」は、パーティや懇親会の受注を含めたレストランスタイルで運営されていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大のためパーティ需要が消失するとともに、オンライン授業の実施により、学生の利用が激減。そこでランチタイムは通常のイートインに加え、お弁当販売にも注力されています(2020年11月現在)。

メニューはイートインが7種類、テイクアウト弁当が4種類。この日の主な使用食材は「日替り布引御膳(神戸牛すき焼き)」の神戸牛・タマネギ・塩が兵庫県産、「幕の内弁当(加古川カツ飯)」「佐用のホルモンうどん」のニンジン、キャベツ、タマネギが兵庫県産、「9枡弁当」の鯛、穴子が徳島県産、小松菜、ごぼうが兵庫県産となっており、たくさんの関西広域連合エリア産の食材が使用されていました。

兵庫県は酒どころとして知られることや、瀬戸内海に面する赤穂市は塩の産地として知られることもあり、大学とのコラボ商品も開発されています。

純米酒「神のまにまに」は地元企業と開発、神戸大学の学生もPRに協力しているほか、ハーブソルト「神大ふるふる」は学生と民間企業が連携し、神戸大学生活協同組合も開発に携わっています。

「今後、コロナ禍が収束し、パーティ需要が復活したら、『神のまにまに』『神大ふるふる』をレストランで提供していきたいですね」(同組合・本田店長)

関西広域連合エリア産の食材を使用すると同時に、神戸大学と連携して地域産商品を広げている神戸大学の「レストランさくら」でした。

この記事に関するお問い合わせ先

関西広域連合広域産業振興局 農林水産部

〒640-8585
和歌山市小松原通1 丁目1 番地
和歌山県農林水産部 農林水産政策局農林水産総務課内
電話番号:073-432-0151 ファックス:073-433-3024

広域産業振興局 農林水産部へのお問い合わせはこちら