神戸市外国語大学(兵庫県)

神戸市外国語大学00

神戸市西区学園東町9丁目1

第二次世界大戦が終戦となった1945年、神戸では国際都市再建のために外事専門学校創設の機運が高まり、翌1946年に英語、ロシア語、中国語科を有する神戸市立外事専門学校が設立されました。学制改革により1949年に神戸市外国語大学となり、2007年4月には公立大学法人に移行。2020年5月現在、学生2,105名、院生162名が学んでいます。外国語学部の英米・ロシア・中国・イスパニア・国際関係の5学科と外国語学部第2部の英米学科で構成されている国内で唯一の公立外国語大学です。

同校の学生食堂は神戸市外国語大学消費生活協同組合が運営しており、将来国際人として活躍が期待される学生を健康面からもサポートしています。

神戸市外国語大学01

神戸市営地下鉄『学園都市』駅下車徒歩すぐに位置する神戸市外国語大学キャンパス。

神戸市外国語大学02

学生会館の1階にある学生食堂。新型コロナウイルス対策としてマスク着用などの呼びかけも。

神戸市外国語大学03

営業時間は11:00〜15:00。1日あたり150〜200食が提供されています。

神戸市外国語大学04

「おすすめ副菜」として小鉢の栄養価などをわかりやすく紹介。栄養バランスも学ぶことができます。

神戸市外国語大学05

精算の際も飛沫対策が行われており、レシートには選んだメニューのエネルギー量等が印字されています。

神戸市外国語大学06

座席にはパーテーションが設置され、ソーシャル・ディスタンスが取られていました。

学生の心身の成長を食でサポートする食堂

「今年は、新型コロナウイルスの影響を受けている学生への支援として『地産地消の企画メニュー』を提供いたしました」と語るのは食堂を運営する神戸市外国語大学消費生活協同組合の中尾専務理事。これは兵庫JCC(兵庫県協同組合連絡協議会)と大学生協のコラボ企画で、JF兵庫漁連(漁業協同組合連合会)から県産の水産物の支援を受け、学生食堂で海鮮丼を提供するというもの。実施期間中は「釜揚げしらす丼」「ハタハタ磯辺揚げ丼」「赤エイ唐揚げ丼」「黒鯛天ぷら丼」が日替わりで提供されたそうです。さらに、JA兵庫中央会(農業協同組合中央会)から、兵庫県産のお米を支援いただき、人気の丼ぶりを廉価な価格で提供する期間限定企画も実施し、学生への支援が行われました。

このほか、日々の提供メニューにも、関西広域エリアの食材が日常的に使用されています。

食堂では新型コロナウイルス対策として「パーテーションの設置」「アルコール消毒の徹底」や「3密を避けるための混雑緩和」などが行われており、通常時の学生食堂とは大きく様相が違っています。しかしコロナ禍にあっても学生にとっての食堂は、同級生や先輩・後輩と会える貴重な空間となっています。

こうしたことから、神戸市外国語大学の学生食堂は美味しい食事と交流の場を提供することで学生の心身の成長をサポートしているといえるでしょう。

この記事に関するお問い合わせ先

関西広域連合広域産業振興局 農林水産部

〒640-8585
和歌山市小松原通1 丁目1 番地
和歌山県農林水産部 農林水産政策局農林水産総務課内
電話番号:073-432-0151 ファックス:073-433-3024

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