鳥取県庁食堂(第2庁舎)

鳥取県庁食堂(第2庁舎)

本庁舎 鳥取県鳥取市東町1丁目220
第2庁舎 鳥取県鳥取市東町1丁目271

中国地方北東部に位置し、東西120km南北20~50kmと四季の変化に富む鳥取県。鳥取砂丘や中国地方の最高峰である別名「伯耆富士」と呼ばれる大山、世界屈指のラジウム泉「三朝温泉」などの観光名所が有名です。また、冬の味覚の王様「カニ」や「白イカ」といった水産物、「二十世紀梨」や「らっきょう」、「スイカ」といった農産物も豊富なことで知られています。

一方、県内に二つある空港名をそれぞれ鳥取県出身の漫画家の作品を冠した「鳥取砂丘コナン空港」、「米子鬼太郎空港」と名付けたり、「蟹取県」と名乗りPRを行うなど、独自路線を走る自治体として注目を集めています。

そんな鳥取県の行政事務を執り行う鳥取県庁。その第2庁舎の最上階にあり、鳥取県の職員だけでなく、一般の方も利用できる、眺望の良い食堂をご紹介いたします。

JR山陰本線鳥取駅より北東へ1.5km、鳥取砂丘コナン空港から南東に約8kmに位置する鳥取県庁本庁舎。

本庁舎と地下道でつながっている第2庁舎の9階にある鳥取県庁食堂。営業時間は11:30~14:00。一般の方も利用可能です。

こちらは運営会社の株式会社鳥取県庁食堂の中澤社長。鳥取生まれの鳥取育ちだそうです。

食堂入り口にある食券機で食券を購入し、店内の奥側カウンターに並ぶセルフ式。一日の利用数は約300食とのこと。

観光客にも人気なのが、鳥取県の名物「素(す)ラーメン」。うどん出汁に中華麺が入れられたシンプルなもの。

こちらは2007年の亥年から提供が始まったジビエ料理「猪豚丼」(1日20食限定)。地元若桜町で狩猟された猪と豚が使用されています。

ジビエ料理や鳥取でしか食べられないメニュー満載の鳥取県庁食堂

鳥取県庁食堂では、県からの依頼もあり、県内の畑などを食べ荒らす害獣である猪や鹿をメニュー化しています。

害獣である猪と豚を混ぜた「猪豚丼」は毎日20食限定、さらに第1・3火曜は猪カレー、第2・4火曜は鹿カレーを提供しています。

仕入れ先の血抜きや皮むきなどの処理レベルが高く、ジビエにありがちな臭みが少ないのが特徴とのことで、県庁職員や一般の方にも人気のメニューとなっています。

また、こちらの食堂ならではのメニューが「県庁カレー」、「県庁カツカレー」、「素ラーメン」。「県庁カレー」は二十世紀梨の果汁が入っており、「素ラーメン」は漫画やテレビで取り上げられて話題となった鳥取県民のソウルフードともいわれている一品です。

食堂は、ランチタイムの時間以外をフリースペースとして開放しており、近隣高校生の勉強の場として活用されるなど、近隣住民の憩いの場となっています。また、桜の名所でもある久松山を見渡せることもあり、花見の時期には車椅子用のお花見席を用意するなど、利用者の利便性を考えたサービスを行っており、鳥取県民のみならず、観光客にも愛されています。

鳥取に出向いた際には、一度足を運んでみたくなる食堂、そんな鳥取県庁食堂でした。

この記事に関するお問い合わせ先

関西広域連合広域産業振興局 農林水産部

〒640-8585
和歌山市小松原通1 丁目1 番地
和歌山県農林水産部 農林水産政策局農林水産総務課内
電話番号:073-432-0151 ファックス:073-433-3024

広域産業振興局 農林水産部へのお問い合わせはこちら