公立鳥取環境大学 すなばダイニング

公立鳥取環境大学 すなばダイニング

鳥取県鳥取市若葉台北1丁目1番1号

2001年、鳥取県と鳥取市が設置した公設民営方式の私立大学として鳥取環境大学が開学しました。2012年に公立大学へ移行し、2015年に大学名が「公立鳥取環境大学」となりました。

公立鳥取環境大学は「人と社会と自然との共生」の実現を基本理念としており、社会の持続的発展のために「環境」と「経営」の側面から、考え、行動できる人材育成を目指すため、環境学部環境学科と経営学部経営学科の2学部2学科に加え大学院環境経営研究科を有し、学部・大学院あわせて1,229人(2019年5月1日現在)の学生が学ぶ公立大学です。

キャンパス内にある学生センターの1階には学生食堂があり、カフェも併設されています。こちらは鳥取県が行った「平成28年鳥取県に関するイメージ調査」で話題認知度において「すなば珈琲」で1位を獲得した地元企業「ぎんりんグループ」が運営しています。

鳥取砂丘から南に約10kmの場所にある公立鳥取環境大学のキャンパス。JR鳥取駅からバスで約20分です。

学生食堂の名前は「すなばダイニング」。営業時間は11:30〜14:00(カフェは8:30~18:00)。

2限目の授業が終わって、学生たちが続々と集まってきました。1日の利用数は約300食とのこと。

「一品料理」「定食」「丼・ごはん」「麺」コーナーがあり、事前に食券を購入してそれぞれのコーナーに向かいます。

この日の定食は「はまち照焼き定食」(はまち・キャベツ・ご飯/鳥取県産など)

「学生さんはまだまだ育ち盛りなので、安くて美味しくてボリュームがあるものを提供しています」と語る山田店長。

学生生活を食でサポートする学生食堂「すなばダイニング」

太陽熱利用システムや太陽光発電システムといったエコ施設が整備されていることに加え、豊かな緑で囲まれていることから、自然とエコロジーへの関心が高まる公立鳥取環境大学のキャンパス。

そんなキャンパスの中にあるのが学生食堂「すなばダイニング」です。食堂を運営する「ぎんりんグループ」の山田店長に、食堂を利用する学生の特徴についてうかがいました。

「学生の85%は鳥取県外出身者ということもあり、多くが一人暮らしをしています。そのため、ランチが一番栄養バランスを整える機会となっているはずですので、野菜をしっかり食べて欲しいですね。そこで、しっかり野菜も摂れるよう定食にサラダを付けています。また、野菜が生だと食べない学生も多いので、玉子丼やカツ丼などにも玉ねぎなどをしっかり入れたり、ロコモコ丼などの油を抑えたメニューを提供したりしています」とのことです。

関西広域連合エリア内産の食材利用についてうかがうと、「すなばダイニングで提供する食材は地元の市場から仕入れているので、野菜やお米は鳥取県産のものがほとんどです。」 公立大学ということもあり、なるべく食材は地元から調達して地域貢献に繋げていきたいとのことでした。

「学生には鳥取県ならではの食材をしっかり食べて、しっかり学んで巣立っていってほしい」(前出/山田店長)と、食環境も充実している公立鳥取環境大学の「すなばダイニング」でした。

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