滋賀文教短期大学学生食堂

滋賀文教短期大学学生食堂

滋賀県長浜市田村町335

滋賀文教短期大学は、1952年岐阜県内で初めての私立短期大学「岐阜県濃北短期大学」として開学し、その後59年に「岐阜短期大学」、さらに75年、現在のキャンパスに移転するとともに「滋賀文教短期大学」に改称し、現在に至っています。

建学の精神として「知育」・「徳育」・「体育」の鼎立と調和の取れた人間形成を提唱し、これらを実践するため、学訓として、「信義」・「至誠」・「質実」・「温和」・「漸進」を掲げています。

2019年現在、国文学科と子ども学科を有しており、教員一人当たりの学生数は国文学科7.1人、子ども学科は6.2人(全国平均は教員一人につき15.2人)という、全国でも有数の少人数教育を行っている短期大学です。

滋賀県北東部に位置する長浜市に本部を置く滋賀文教短期大学キャンパス。JR北陸本線田村駅下車徒歩7分。

こちらのCOLLEGE HALL1階に学生食堂があります。営業時間は11:30から13:30となっています。

「学生とのコミュニケーションを大切にしています」と語るのは学生食堂の責任者である古谷さん。

【取材日のB定食】メイン「鮭の竜田揚げ香味ソース」、小鉢「五目ひじき煮」、「オクラとえのきの和え物」(キャベツ、ミニトマト、リーフレタス、玉ねぎ等/滋賀県産)

「学生食堂は美味しいです」タイからの留学生も利用しています。日本のお米はタイと比べて太いとか。日本語も上手でした。

学生食堂とは別棟にあるのは、仲間と一緒に使用できるカフェのような空間「ラーニングカフェ」。こちらでランチを摂ることもできます。

地元食材で学生の健康面をサポート

学生食堂の運営を行っているのは“株式会社冨久や”さん。滋賀文教短期大学の近くに本社があるだけでなく、食材を仕入れる市場も近隣に位置しており、鮮度の良い地元食材を仕入れて学生に食事を提供しています。

「学生食堂で提供している野菜類はほぼ滋賀県産です。鮮度が良いので包丁を入れるとサクッと切れ、感触が違うのがわかります」と語るのは学生食堂責任者の古谷さん。栄養士が栄養面を考慮し、味噌汁には具を7種類も入れているとか。これはまだまだ育ち盛りの学生に対して「しっかり野菜を摂ってほしい」との想いが込められているとのことです。

学生食堂では今後、郷土料理「鯖(さば)そうめん」を学生に振る舞いたいと考えているそうです。これは焼いた鯖を切って、甘辛く炊いたお汁でそうめんを湯がいて味付けをするという、滋賀県の中でも大学周辺地域だけにしかない郷土料理だそうです。

地元の食材や郷土料理を提供し、勉学に勤しむ学生の健康をサポートするだけでなく、地域貢献も行っている滋賀文教短期大学の学生食堂でした。

この記事に関するお問い合わせ先

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