千里金蘭大学 大学食堂(大阪府)

千里金蘭大学(大阪府)

大阪府吹田市藤白台5丁目25−1
3号館2階

大阪府吹田市にひろがる千里丘陵にキャンパスを構える千里金蘭大学。校名の「金蘭」は古代中国の『易経』の一節「二人心を同じうすればその利きこと金を断つ、同心の言はその臭(かおり)蘭の如し」が由来となっています。

学校の創立は明治時代にまでさかのぼり、国内に女子の教育機関がほとんどなかった1905年(明治38年)、大阪府立堂島高等女学校の同窓会である「金蘭会」が設立した「私立金蘭会女学校」が起源となっています。その後、2003年に千里金蘭大学として開設され、現在は生活科学部・食物栄養学科、児童教育学科/看護学部・看護学科の2学部3学科を有する私立の女子大学です。

阪急千里線の終着駅「北千里」駅から約850メートルに位置する千里金蘭大学キャンパス。

3号館の1階にあるフリースペースは電源やWi-Fi完備。授業の合間に勉強時々談笑。

3号館の2階にある学生食堂へ。ご案内いただくのは千里金蘭大学生活協同組合の業務責任者である猪上さん。

学生食堂の営業時間は平日11:00〜13:30(オーダーストップ)。喫食数は1日約180食。

12時を過ぎ、授業が終わると一気に席が埋まってきます。食堂ではお弁当持参の学生も一緒に。

こちらは食物栄養学科で栽培する地元産「吹田くわい」の植えつけの様子。その後ハンバーグやブラウニー等の料理に使用されました。

協調・奉仕を実践する学生食堂

「自ら考え自ら学ぶ姿勢を身につけることで、他者への共感・他者との協調・他者への奉仕を実践し、持続可能な社会の構築に貢献できる、すなわち自らを育て自立することのできる女性の育成」を教育目標として掲げている千里金蘭大学。

食堂でも学生同士が仲良く食事していることはもちろん、児童教育学科が取り組む「金蘭おやこクラブ(3歳頃までの未就園児と接する保育実習)」を終えた幼児やその母親なども利用するため、親子でも利用しやすいよう座席を空けておくなどの思いやりも垣間見れました。

また、学内に食物栄養学科を有していることもあり、学生が地元の食材に触れる機会も多いとのこと。同学科の多くの卒業生は管理栄養士として社会に羽ばたくことから、地元の食材を通じて社会と触れる機会を持つことは食育としても必要だと考えられており、実際にメニューづくりや研究にも使用されています。さらに、食堂で購入時に発行するレシートには、カロリーや栄養バランスが表示されているため、学生にとっては学んだ知識を確認する機会にもなっています。

元気が良すぎるくらい食事にも談笑にも全力投球な学生が利用している千里金蘭大学の学生食堂でした。

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