中之島三井ビルディング ダイニング CUIMOTTE

中之島三井ビルディング(大阪府)

大阪市北区中之島3丁目3番3号

2002年に地上31階、地下2階、塔屋1階、高さ140.15m、延床面積約 71,269.26m2の高層オフィスビルとして新たに建て替えられた中之島三井ビルディング。外気冷房システム、氷蓄熱システムによる夜間電力利用、ゾーン別に風量・照度調節できる装置の設置や外装ルーバーと複層ガラスとの併用により事務室内の日射・空調負荷の低減を図る地球環境に配慮した省エネルギーオフィスビルとしてテナント企業のワークスペースを支えています。

同ビルは2019年9月に大規模リニューアルを実施。入居テナント向けのダイニング「CUIMOTTE(クイモッテ)」を中心とした新しい共用スペースをオープンしました。魅力的な食事を提供する飲食機能の充実と、多様な働き方をサポートする場を一つにすることで、テナント企業同士もつなぎ、オフィスビルとしての価値向上を目指しています。

中之島三井ビルディングは、大阪市北区にある堂島川と土佐堀川に挟まれた中洲地帯である中之島にあるオフィスビルです。

テナント企業の利便性を高めるための目玉として、最も注力されたのが「CUIMOTTE(クイモッテ)」。エントランスでも紹介されています。

4階にあるテナント向けのダイニング「CUIMOTTE(クイモッテ)」には、コンシェルジュが常駐しており、利用者の利便性を高めています。

以前はランチタイムのみの営業でしたが現在の営業時間は8:00〜21:00。軽食やスイーツから夜はアルコールも提供しています。

ランチメニューは「日替りA」「日替りB」「パスタ」「どんぶり」「LIVEグリル」など14種類。ほかにも小鉢類やピザ、たい焼きなども。

淡路産の玉ねぎを使ったドレッシングが人気の“選べるサラダ”。サイズだけでなく「エネルギー」や「ダイエット」といった5種類のタイプがあります。

食を通じて実現する中之島三井ビルディングの地域貢献

オフィスビルである中之島三井ビルディングでは、ビル自体を「大型客船」、入居テナントを「クルー」に見立てており、同じ船に乗り込んだ旅の「なかま」として航海していくことをコンセプトとしています。

そんな「なかま」にとっての利便性を高めるために、入居テナントのオフィスワーカーから、ダイニングのネーミングを募集して決定したり、「おいしい仕事場プロジェクト」をテーマとしたワークショップを開催し、新しいオフィスビルに必要なことを、テナント側からも積極的に吸い上げています。

中之島三井ビルディングにあるダイニング「CUIMOTTE」の運営会社であるソルト・コンソーシアム社の木野氏によると

「地元産の良い食材はたくさんありますが、なかなか流通に乗らないという現実もあります。そんな地元産の食材を積極的にメニューに取り入れることで利用者の方にも少しずつ認知度が高まってきます。コストもありますが、料理する側も食材の産地が近いと鮮度が全く違うので、楽しんで調理ができます。地域貢献にもなりますしね」と広域連合エリアの食材利用を広げていく考えとのこと。

また、ダイニング以外でも「食」に関する利用者ファーストを意識したイベントを多く開催しています。

「ビルの1階で農産物のマルシェを企画することもありますが、利用者の評価がとても高いです。弊社としても中之島エリア全体を盛り上げたいと考えていますので、ダイニングで関西広域連合エリアの食材を提供する企画を増やすなど、様々な食イベントを実施し、地元の人とつながる街づくりを進めていく予定です」(三井不動産関西支社事業二部事業グループ佐々木主事)

「都市に豊かさと潤いを」が同社のステートメントであり、その実現に向けた施策のひとつが、関西広域連合エリア産の食材の提供といえそうです。

今後の「食」への取り組みも楽しみですね。

この記事に関するお問い合わせ先

関西広域連合広域産業振興局 農林水産部

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和歌山県農林水産部 農林水産政策局農林水産総務課内
電話番号:073-432-0151 ファックス:073-433-3024

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