日立造船株式会社(大阪府)
大阪市住之江区南港北1丁目7番89号
1881年(明治14年)、英国人E.H.ハンターによって創立された大阪鉄工所が起源であり、1890年に日本初の鋼船「球磨川丸」を建造する等、造船事業で日本の文明開化を支えました。1943年には現在の日立造船株式会社に社名を変更。2002年には、祖業である造船事業を分離し、現在は環境保全装置、プラント、水処理装置、防災システムを通じて、持続可能な社会の実現に貢献しています。
そんな日本を代表する企業である日立造船の大阪本社の社員食堂は本社2階にあり、約1300m2という広さで社員の健康を支えています。
大阪市南西部に位置する人工島咲洲(さきしま)にある日立造船本社ビル。
2階にある社員食堂。座席数は620席。営業時間は昼11:00〜13:30、夕17:35〜18:30(うどん、小鉢のみ)
メニューは定食2種類、丼、カレー、麺、イベント食(週1度)など。
豊富な小鉢群。壁には創業当時の会社の様子が描かれた絵があります。
【メニュー例】豆腐ハンバーグ柚子風味ソース+小鉢(カイワレ、もやし 大阪府産)
「関西エリアの食材は新鮮で美味しいですね」と語る佐藤支配人と栄養士の田中さん。
事業同様環境に優しい社員食堂を目指す日立造船
日立造船の社員食堂の特徴をうかがうと、
「取り組みとして3ヶ月に1回、各職場の代表が集まって、食堂についての改善点を話し合う給食委員会を開催しています。その中で出た意見をもとに、カレーうどん・そばの提供を始める等の試みをしており、時間が経つほど自社らしい食堂になってきていると感じています」。さらに「厚労省が推奨している一日の野菜摂取量が350グラムなので、社員食堂でその1食分を摂取できるよう、メインメニューと小鉢あわせて野菜125グラム以上となるようにメニューづくりを考えています。社員の健康のための取り組みです」(人事部 労働・福祉グループ/小川氏)とのこと。
その野菜も地域貢献にもつながるようなるべく関西広域連合エリア産の食材の使用を推奨されるだけでなく、会社として環境保全に関わる事業を行っていることもありフードロスを減らすよう努力しているそうです。
このように、健康だけでなく環境にも負荷をかけないよう配慮した日立造船株式会社の社員食堂でした!
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和歌山県農林水産部 農林水産政策局農林水産総務課内
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