マクセル株式会社 京都事業所(京都府)

大塚化学株式会社 徳島工場

京都府乙訓郡大山崎町大山崎小泉1

マクセル株式会社は、1960年マクセル電気工業株式会社として設立され、翌年日東電気工業株式会社(現日東電工株式会社)から、乾電池・磁気テープ部門が分離独立し創業開始、その後1964年、日立マクセル株式会社に社名変更を行いました。

さらに2017年10月、持株会社へ移行し商号をマクセルホールディングス株式会社に変更。一部を除いて事業は分割承継会社となる現在のマクセル株式会社が承継しています。アルカリ乾電池やカセットテープ、フロッピーディスクを日本で初めて商品化した企業として知られていますが、現在は民生・産業用電池や機能性材料及び精密部品、プロジェクターや記録メディアなどの製造、および、販売を行っており、2017年の売上高は約1,482億円(連結)。

社名にもある「マクセル(Maxell)」は「Maximum Capacity Dry Cell(最高の性能を持った乾電池)」という言葉の「Max」と最後の「ell」を合わせた造語です。

そんなマクセルの社員食堂にお邪魔しました。早速ご案内しましょう。

桂川と宇治川と木津川が合流し淀川となる府境近くに位置するマクセルの京都事業所。管理部総務課の土蔵さんと竹下さん(左から)。

食堂棟の背後にそびえる天王山は、秀吉が明智光秀と戦った山崎の戦いで「天下分け目の天王山」といわれた交通の要所でもあります。

食堂の営業時間は11:30〜13:00。メインメニューは“定食” “丼” “洋皿(カラダよろこぶメニュー)” “麺セット” “魚” の5種類。

約1,000人の社員が働く京都事業所。ランチタイムは11:45〜、12:00〜、12:15〜の3シフト制となっています。

社員の男女比は7:3。リラックスできるよう観葉植物が多く配置されています。小上がりの畳コーナーもあります。

食堂を運営する株式会社日京クリエイトのスタッフの方々。ご多忙の中、ありがとうございました。

「社員の憩いの場所にしたい」という想いが込められた食堂

マクセルグループは国内外に多くの事業所を有していますが、

「京都事業所に来場した方には、京野菜や関西の食材を提供できるようにと考えています。たとえばこの辺りはタケノコが有名なのですが毎年5月ごろに天王山の森林保全活動の一環としてタケノコ堀りを実施しています。採れたタケノコは食堂のメニューに取り入れています」(同社・竹下管理部総務課長)とのこと。

また、健康を意識する人に向けて「カラダよろこぶメニュー」という低カロリーメニューや玄米・雑穀米なども提供しています。こちらはメタボが気になる人はもちろん、若い女性層にも好評で、ランチタイムを楽しみにしている人が多いそうです。

さらにこの社員食堂は、何と夜になると「居酒屋」になります。

京都事業所の中では、定時後に、チーム制のオセロやUNOの大会が行なわれており、優勝チームの賞品は、その「居酒屋」となる社食で利用できる食事券なのです。

地産地消やヘルシーメニュー、社内イベントを通した交流など「食堂を社員の憩いの場所にしたい」という想いが感じられるマクセルの社員食堂でした。

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