大塚化学株式会社 徳島工場(徳島県)

大塚化学株式会社 徳島工場

徳島県徳島市川内町加賀須野463

大阪市に本社を置き、リサイクル可能なプラスチックスや、自動車の低燃費化を実現する素材などのメーカーとして社会に貢献している大塚化学株式会社。設立は1950年に大塚製薬工場から有機化学部門を分離し設立されたことまで遡ります。

現在は大塚グループの化学品の製造販売を行っており、資本金50億円、売上308億円、従業員数511人(以上2017年度)。工場は徳島県下に3箇所有しています。

今回ご紹介するのは1969年に開設された徳島市北部に位置する徳島工場の社員食堂です。

1969年に開設された徳島工場では医薬品原体、有機化学品、機能性無機繊維などを製造しています。

事務棟1階にある社員食堂。座席数は160席。営業時間は11:00〜13:00。

1日の利用者数は約250名。他のグループ企業の社員も利用しています。

メニューは日替わりのA/B定食、ヘルシーメニュー(火・木のみ)、麺、カレーなど。

【この日のヘルシー定食(限定20食)】
豆腐とチキンのグラタン、トマトのカップグリル、青梗菜のマスタード和え、果物、野菜スープ。

「地産地消を心がけています」と語る社員食堂運営会社である有限会社ロワールの宮崎店長。

徳島は食の宝庫! 社員の健康をつくる新鮮食材の数々

大塚化学さんの社員食堂では、グループ企業が製造しているカレーを食べることもできますが、注目は火曜と木曜に提供されるヘルシーメニューです。これは総カロリー数が650キロカロリー以下となるメニューが提供されているのですが、このメニュー、今まで同じものが出たことがないといいます。これは栄養士の不断の努力の賜物だそうで、そのおかげでヘルシーメニューを楽しみにしている女性社員も多いといいます。

徳島県は農水産物が豊富に収穫されることもあり、地元から新鮮で安価な食材を仕入れることができ、調理する側もさまざまな工夫を凝らすことが可能となっています。取材日も牛肉、青梗菜、キャベツ、人参、トマト、胡瓜、わかめなどが徳島県産でした。

企業側も全幅の信頼を寄せているとのことで、企業側と運営会社との強固な信頼関係が伝わってきます。運営会社側も企業側の要望を「できる限り実現したい」とのこと。「食」を通じて社員の健康を実現する大塚化学さんの社員食堂は、運営会社と二人三脚で日々つくられていると言えそうです。

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