大鵬薬品工業株式会社北島工場(徳島県)

大鵬薬品工業株式会社北島工場(徳島県)

徳島県板野郡北島町高房字居内1-1

1963年に設立された大鵬薬品工業株式会社。一般的には年間で約1億7千万本(2017年度)を販売する栄養ドリンク剤チオビタドリンクシリーズのメーカーとして知られていますが、年商1,300億円(2017年)のうち医療用医薬品の売上が9割を占め、日本の経口抗がん剤のパイオニアでもあり抗がん剤のリーディングカンパニーの一つでもあります。
そんな同社の北島工場(徳島県)は抗がん剤のグローバル生産拠点として2013年に竣工され、その後16年にはCTM棟(治験薬製造工場)が、そして17年には厚生・事務棟が竣工されました。厚生・事務棟には社員食堂が設置され、製薬会社として社員の健康に配慮した食事を提供されています。

徳島阿波おどり空港から西へ約9kmに位置する大鵬薬品工業北島工場。敷地面積は272,000m2!

厚生・事務棟の3階にある食堂「OASIS(オアシス)」。名称は社内公募から決定されました。

棟内のグループ企業も含め、一日の利用は約200食。サイネージ(電子看板)にはメニューのカロリー表示も。

ニンジン、玉ねぎ、レタス、キャベツなどの地産の新鮮野菜が並ぶサラダバーは、連日盛況の人気コーナーです。

全面ガラス張りのため、食堂内は眺望も良い上明るく、女性社員にも大好評です。

併設されているカフェコーナーで徳島の名山・眉山を望みながら食後のコーヒータイム。

コンセプト「体にも心にも美味しい」を地産地消で実践!

大鵬薬品工業は、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業などの法人を顕彰する制度で、経済産業省と日本健康会議が共同で選ぶ「健康経営優良法人~ホワイト500~」(2018年)に認定されています。

そんな同社の北島工場の社員食堂OASISの特徴は、当然のようにヘルシー志向となっています。その取り組みの一つが、地元産の食材を積極的に使用していること。「鮮度も良いしニンジンなどは甘みがありますから、できるだけ地元産の食材を提供していきたい」(食堂運営会社/魚国総本社 中四国支社の担当者)と運営会社と一体となって地産地消を推奨しています。

また、女性が多い職場ということもあり、女性の心を掴むメニュー作りも欠かせないとか。鳴門金時(徳島産)で作られたスープやプリンなどのスイーツも取り入れ、「体にも心にも美味しい」というコンセプトを実践している大鵬薬品工業北島工場の社員食堂でした。

この記事に関するお問い合わせ先

関西広域連合広域産業振興局 農林水産部

〒640-8585
和歌山市小松原通1 丁目1 番地
和歌山県農林水産部 農林水産政策局農林水産総務課内
電話番号:073-432-0151 ファックス:073-433-3024

広域産業振興局 農林水産部へのお問い合わせはこちら