学校法人京都文教学園京都文教短期大学 学生食堂(京都府)

株式会社京都銀行金融大学校桂川キャンパス

京都府宇治市槇島町千足80

京都文教短期大学は1904年、京都の名刹法然院の獅子谷仏定上人の発願により高等家政女学校が創設されたことが始まりで、建学の精神は「謙虚にして真理探究」「誠実にして精進努力」「親切にして相互協同」。これは「三宝帰依:帰依仏・帰依法・帰依僧」の仏教精神を建学の精神としてわかりやすく表現したものです。
現在、豊かな生活をデザインするための能力を養う「ライフデザイン学科」、食と健康のスペシャリストを育てる「食物栄養学科」、豊かな人間性を備えた保育者を養成する「幼児教育学科」の3学科が設置されています。
それでは世界遺産である平等院・宇治上神社、そして「源氏物語」の宇治十帖の舞台でもあった宇治の名所旧跡に囲まれている京都文教短期大学の学生食堂HAPPY COOKをご案内致しましょう!

2010年に短大創設50周年を迎え建設された、5階建の総合教育実習及び研究棟”月照館”。

学生食堂は”恵光館”にあります。館内ではサンプルを表示し、それらの食材の栄養価等を”見える化”し、学べるようになっています。

通常営業時間は10:30〜17:00。1日約500食(併設されている京都文教大学の学生も利用)が食されています。

通常90円の小鉢類。5のつく日は60円に。

一食に必要な栄養成分を満たした”文教ランチ”。この日の食材の一部は大学の近くの農家さんから直接仕入れた野菜を使用しています(京都府産)。

この日は試験期間中だったため、食後は勉強している学生さんも。

”3つの円”と”文教ランチ”で学生の食意識を向上!

学生食堂HAPPY COOKの白川主任。

「京都文教短期大学の学生は食に対する意識が高いですね」そう語るのは学生食堂HAPPY COOKを運営している株式会社典座の白川主任。その理由は”3つの円”と”文教ランチ”が挙げられます。


”3つの円”とは食物栄養学科の教授が考案したもので、学生にとって一食に必要な栄養成分を、「エネルギー700kcal、タンパク質20〜25g、野菜120g以上」と定義し、各メニュー”エネルギーは黄”、”タンパク質は赤”、”野菜は緑”と、それぞれのメニューが一食に必要とされる栄養成分をどの程度含んでいるかを表示しています。”文教ランチ”とはこの黄赤緑がすべて円となっている一食に必要な栄養成分を含んだお弁当のことです。


しかし、麺類や丼などの単品のメニューを食べると、栄養の偏りがあるので、それを補うための小鉢も用意されています。こちらはなるべく積極的に摂ってもらいたいとの考えで”5”のつく日は60円(通常90円)となっています。


また、食堂スタッフは全員学生のお母さん世代ということもあり、「学生さんには今のうちにしっかりと体を作って欲しいので、そのためにも近郊の農家さんで採れた季節の野菜などを提供しています。鮮度は最高ですので、手作り感、家庭の味を考えて提供しています」(白川主任)とお母さん目線も。


地元の新鮮野菜、そしておふくろの味でしっかり体づくりをサポートする、京都文教短期大学の学生食堂でした。

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